風光る/渡辺多恵子(漫画)

幕末、文久3年(西暦1863年)の京の都。混乱の時代、将軍警護のために結成されたのちの新撰組となる壬生浪士組倒幕派の奸賊に父と兄を殺された富永セイは仇討ちのために神谷清三郎と名乗り、男と偽って壬生浪士組に入隊する。が、すぐに沖田総司に女であることを知られてしまう。しかしその健気な決意の程を知った沖田は、セイを温かく見守ってくれるのだった。そんな沖田にセイはいつしか心を惹かれてゆく。
武士道とは、守るべきもののために命をかけること。それを学んだセイは仇討ちの本懐を遂げた後も隊に残り、武士としての生きる道を選ぶのだった…。

15巻まで一気読み/史実じゃなかろうが構うもんか、面白い!/総司とセイの今後と、総司の病気、新選組の最後が気になって気になって/あと甲子太郎さん関連で試衛館メンバーがわたわたするコントっぽいとこが好き/声出して笑いたくなる/★★★★