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- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/13
- メディア: 文庫
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★★★
行きの新幹線で読む。思ったよりパラレルワールドではなくってちょっと拍子抜け。でもどーいうことどーいうこと、って読み進んでる間は楽しかった。記憶の操作とか、設定・展開はけっこうSFだけど、描かれている感情は凄く人間ぽくて生々しい。こういう、主人公の敦賀みたいな人間くさい役(自分より劣っていると思っていた親友に初めてできた彼女を好きになって嫉妬しちゃう・仕事でも負けちゃう)を木村さんか吾郎さんにやってほしいなーと思いつつ読んだ。逆に、その親友の智彦役(足が悪い・オクテでコンプレックスがあって)はツヨシがやれば悔しいけど凄いハマるだろーなーと思った。あと、ヒロインの麻由子は私の中でずっと安めぐみだった…みんなはどーいうキャストを浮かべながら読むんだろ。