ロックミュージカル「BLEACH」再炎@日本青年館大ホール



 

http://pierrot.jp/title/bleach/event02.html

ブリミュ観てきました。以前読んだ漫画の感想はこちら→ http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20050103#p1
で、ミュージカルですが意外にも最終的には楽しかったんですよこれが(なんつー言いぐさ)。私は初演は観てなくって、かなり酷かったらしいってのをネットで目にしてたからある程度覚悟してったの。それが良かったのかも 笑。もちろん歌にコケッとなる場面もあるし原作のオイシイとこ繋ぎ合わせてるだけだから話はコマ切れだし、漫画読んでないと筋なんかぜーったいわかんない、などなどゆるいとこありまくりでどーしようもないんだけど。心ん中でツッコんだり頭を抱えたりしつつ何だかんだで面白く観れちゃったみたい。気になったひとがいたので何者なのか知りたくてパンフ買った。

以下自分用感想記録@たぶん観た人にしかわからない
ネタバレ&無駄に長いので隠します。


  • 題材が題材だけに、死神装束(つまり着物)だったり、刀だったり、びびるくらいのカツラだったり。上の写真参照。
  • 着物での殺陣がかっこいい。そして腰に刀を差してのキメポーズがなんとも決まってて、それがこのミュージカルのすべてのような気もする。ぽわわん。やってる人たのしいだろおな。
  • 高度なコスプレショー。
  • 客層割合は謎。ブリーチ原作ファン・特撮ファン(一人で来てる男子もちらほら/特撮系の伊坂くんと伊藤陽佑くん@浦原喜助のファンな女子も多そう)・その他の劇団役者さんのファン・芝居ファン、くらいか思いつくのは。親子連れもけっこういた。
  • 特撮好きがいるとあって、やられ役の人の斬られっぷりにホウー!とか感心・感嘆の声が響いてるのが可笑しい 笑。
  • 私は原作では黒崎一護が好きなんですけど(ほら主役贔屓だから)、一護役の伊阪達也くんハマってました。きりっとした顔は美少年、オレンジ髪もさほど変でなかったし、喋ってる部分のお芝居は申し分なく一護だった。あとは歌だね。そしてショーでのダンスが、たぶんやり慣れてないぎこちなさで可愛かった。運動神経悪くないから一応フリも入ってるし正しく踊れてはいるんだけど、リズムが無いの 笑。ジャスティライザーのひとらしい。パンフで素面見たら案外坊ちゃん系の甘いお顔つきだった。
  • 比較して歌が滅法うまい朽木ルキア役の佐藤美貴ちゃん。歌ったり踊ったり着替えたりスカートひらひらさせたり、大活躍でした。
  • 石田がいない…私的には贔屓さんじゃないからいいんだけど、なんでなんだろ??それなりに人気あるはずだけどー
  • チャド@吉田直史、スタイルいいなあ。特にケツちっさ!足ながっ!あとは芝居と歌が以下略。ボケキャラおいしかった。原作ではしいて言うならチャド×一護派なんで、二人のシーンがあったのは嬉しかった。
  • 井上織姫吉井怜は、やっぱキャラ的に損だよなー。能力も、んなもん芝居にできるかー!ってものだし<小人さんが頭の周りを飛び回るような能力。逆にチャドは能力つくとかっこいいもんな<機械鎧みたいなん<あれってなんだっけ
  • それにしても回想シーンが多い。戦闘の最中に浦原との修行を思い出すシーンなんか究極。原作知らないひとにはかなり難しい流れだったのでは…?
  • 一護とルキア日番谷雛森とイヅル、それぞれのコミカル笑いパートはうまくいっていた。可愛くて笑えた。むしろ浦原のが厳しかったなー。あのキャラはむずかしいよ…。
  • 日番谷冬獅郎永山たかし。ひつがや(それにしても凄い名前だな)はあまりに原作で狙い過ぎキャラなんで意地張ってたけど、ごめん、かっこいいわー! 私が今回一番気に入った役者さんもこの役のひと。役的に一人だけちっさいんだけど(日番谷は最年少の隊長@天才らしい)、全員で踊るとことか、ショータイムとか、ずっと目がいってしまう。なぜか私にはちょっと山本耕史くん的に見えた。パンフを見たらコスしてない素面の役者さん自身のお顔つきも好みでやんの。
  • 藍染隊長@大口兼悟。555の人らしい。藍染隊長はこないだアニメブリーチで実はXXだったのをチラ見したんで、雛森とのシーンが苦しくてならなかった。アニメ見たところ物凄い腹黒ヒールっぷりであっぱれだった。むしろ好きかも(笑)と思って、しかし何がどうなってそのような…?とずっと疑問だったので原作続き読まなきゃな。ソウルソサエティ編も終わったらしいし。
  • 市丸ギン土屋裕一。笑い所全部かっさらって!おいしい!関西弁うまかったです。「ばいばあーい」「おじょうず〜」笑った。
  • 朽木白哉林修司。あの髪型の再現すげー。立ち姿も一番かっこよかった気します。パンフ見たら、素の役者さんより兄さまになってるときのがかっこよかった 笑。しかしミュージカルでは白哉の早さの表現の演出が酷くて涙。
  • 阿散井恋次森山栄治。凄い名前2。ルキアとのシーン、一護に破れたあとのせつない感じ、良かった。うまい。ビジュアル的には離れてるのに、声とか喋り方とかほんと恋次だった。
  • ちなみに音はステージ右奥にミキサーがいて生演奏もアリなんですけど。蛇尾丸の三段攻撃はギター音で表現されていた。
  • 話自体は物凄く中途半端なとこで終了。まあね、タイミング的にしょーがないんだろうけど。闘いは続く…的な終わり。
  • そしてカーテンコール。イヅルの一言で始まる出演者ショータイム。そういうのあるの知ってはいたはずなんだけどすっかり忘れてて、ちょっとポカーンとなっちゃいました私。すげー、死神装束のコスプレしてブリーチキャラがみんな踊ったり歌ったりしてるよ。なんか楽しくなってきたよ…! ウケた。そして笑えたし可愛かったしかっこよかった。演者も客席も楽しそうだったにゃあ 笑。
  • ジュニアとかハロプロでも確かそういう構成あるんですよね?芝居とライブの二部構成、とか。
  • まずはソウルソサエティの死神の面々。死神だからって、death ! DEATH ! って歌詞は…!! 笑い死ぬアハハ。
  • ルキア オン・ステージ+バックダンサー一護と恋次
  • 白哉藍染日番谷。一護もツッコんでたけど凄い取り合わせ。3隊長…確かに暗そう 笑。
  • ギン+浦原
  • カーテンコールで日番谷すごいヤブ睨み。うっかり萌えてしまったら、ラストの全員集まった決めんとこで、なかいさんばりに指を突き立ててちょいちょいっとされて腰くだけ。着物で白髪であの指はやばい <ヲタな感想ですいませ。
  • そんなこんなで楽しかったわけです。
  • テニミュは何してんだろ。テニスの試合?まさかラケット持って踊ったり歌ったりしてるのか?有り得なくないからこわい。
  • 原作漫画読むこと
  • 永山たかしくんの次の舞台「アルジャーノンに花束を」を観にいこう

BLEACH 16 (ジャンプ・コミックス)

BLEACH 16 (ジャンプ・コミックス)

BLEACH 19 (ジャンプ・コミックス)

BLEACH 19 (ジャンプ・コミックス)