インディゴの夜/加藤実秋

インディゴの夜 (ミステリ・フロンティア)

インディゴの夜 (ミステリ・フロンティア)

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」―すべては女性ライター・高原晶が、大手出版社の編集者・塩谷に漏らした何気ない一言から始まった。謎めいた美形の敏腕マネージャー・憂夜の助力を得て、二人は一風変わったホストクラブ“club indigo”を渋谷の片隅に開いた。常連客の死、少女誘拐、女子高生恐喝…。次々起きる難題を処理するため、ホストクラブ「club indigo」のオーナー・晶とメンバーたちが渋谷の街を奔走する。爽快でクールな探偵物語。第10回創元推理短編賞受賞作。

★★★ IWGPのホストクラブ版、みたいな印象。だけどまだキャラはIWGPの方が俄然立ってる。楽しくは読めたけど、クラブインディゴのホストたちが私の好き系じゃなかったのが残念〜。DJ・ラッパー・ダンサー系にはあまり惹かれない…桜蘭高校ホスト部の方が好きだ 笑。池袋のあやしいホストクラブに潜入捜査の話が面白かったな。一応続編も読んでみるつもり。