デッドシリーズ第一作。「箱の中（
http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20061206#1165413170）」が和モノの刑務所ものならば、これは洋モノの刑務所もの。べっぴんさんすぎるイラストと、「ユウト・レニックス」というかわいい名前と、ユウトの声＝
中村悠一という（私のとっての）重要ファクターだけでも確実に好物。お話しもＢＬに振れすぎずぐいぐい読めました。むしろソウイウシーンが余計なんじゃないかと思うくらい。
アメリカで刑務所が商業ビジネスとして利用され囚人が増え続けているあたりの問題をもっと掘り下げて読みたいもんです。ユウトとディックがそうならなくても、私は想像だけで充分楽しめたよ。ディックが「レニックス」て呼んでよそよそしかったときのがかえって萌えたかも。コルブスの正体がわかりやすかったりとか、途中退場した仲間の坊やはどーなっちゃったの、とか、気になるところはあるものの、ユウトのかわいさにめろっとなってるうちに忘れた。続きも楽しみです、果たして監獄の外に出ても同じように萌えられるか？！ 英田さんは、真面目で気が強くプライドを持った・その実かわいこちゃんな受と、一見クールだけど実は面倒見のいい・情に厚い攻、というパターンが得意なのですかね。そしてそういう組合せは私も好きなので、「
エス（
http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20070501#1178033139）」とともにこのシリーズも最後まで読めそうです。
ドラマＣＤもそのうち聴こう〜 →
同僚殺しの冤罪で、刑務所に収監された麻薬捜査官のユウト。監獄から出る手段はただひとつ、潜伏中のテロリストの正体を暴くこと!! 密命を帯びたユウトだが、端整な容貌と長身の持ち主でギャングも一目置く同房のディックは、クールな態度を崩さない。しかも「おまえは自分の容姿を自覚しろ」と突然キスされて…!? 囚人たちの欲望が渦巻くデッドエンドLOVE!!
しかしこの紹介文はどうかと思う。 ＞しかも「おまえは自分の容姿を自覚しろ」と突然キスされて…!? ＜こんなシーンあったっけｗ違うだろ。
