K−20


ほんとは年末に観たんだけど(笑)。白組でROBOTなんだけど、他の映画を観たときに目にした予告が壊滅的におもしろくなさそーで、あーこれは観ないな、と思っていたのが。月イチゴローさんやら聞こえてくる評判やらでちょっと気になって、結局見ちゃいました。うん、予告で思ってたより断然おもしろかった。細かいところでは気になる箇所・雑な箇所があるものの、大筋の流れがしっかりしているので目をつむれる。そして後半で萌えの釣り針が垂れてきて、まんまとニヤニヤしてしまった…。以下ネタバレ。


だって、怪人二十面相金城武を吊るした挙げ句いきなり「一緒になろう!!」ってプロポーズしたんだもんよ…!!あ、すいませんほんとは「一緒に行こう。おまえなら俺の右腕になれる」とかそんな感じです。しかし語彙的には完全にプロポーズに見えました、右腕を差し延べての求愛ですよ。二十面相の偽物に仕立てあげられた金城武が諸々を経てその仮面を引き継ぐ、という流れだけで私はこの映画に○を出せる、と思った。そういうの大好きなんですよー。印象的だったセリフは、金城くんが急にシリアスになって言った、「初めて見たとき、あいつは鳩のようだった」です。鳩は金城くんが可愛がって飼っているペットという前フリがあって、あいつというのは松たかこちゃん演じるヒロインなんですが、確かにお松は雰囲気もそのときの衣装(ウェディングドレス)も白い鳩だったので、2人の進展していく関係に説得力があった(私的には)。