消失補足

なんかあれ以来まだぐるぐる考えちゃってますよー。早く二回目観に行きたいなー。
あと、劇場やら時間によってキョンのセリフがカットされてるらしい?という噂が(ttp://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4660.html)。確かにあそこ、「え?何をあらかじめ言っておいたんだっけキョン?」て思ったなあ。



  • こないだの感想では、エンドロール後のアレを消失世界の長門って書いたけど、よく考えたらメガネなかった…かな…? だとしたら、元世界のインターフェイス長門に感情の揺れが生まれた瞬間、だったのかもって思えてきた。んで、緩みそうになる口元を隠した、とか?
  • 古泉についてノータッチだったんですけど。触れようとすると腐パワーが全開になるので自重してみたのでした。私、見る前まで消失世界の古泉ってもっと冷酷でキョンに冷たい感じなのかと思ってたんだけど、わりとあのままでほっとしたような残念なような(笑)。ほわんとして可愛い感じでしたよね、そして素直。キョンに「涼宮さんが好きなんですよ」って言ってみたり「羨ましいですね」って言ってみたり。そしてそれに対するキョンの反応・リアクションがまた。消失世界からログアウトするときに、みんなの声がわんわんと頭を鳴ってたじゃないですか、その中で最後に一番大きく古泉の「羨ましいです」が響いてたよね。萌えたよね。消失世界の古泉が、超能力者でもない普通の男子高校生を謳歌して、進学校に行ってハルヒに恋をして機関からのプレッシャーもなく生きてきた人生を、キョン消失長門と一緒に葬ったわけですから。
  • 誰かの望む世界、自分の望む世界、自分が大事にしている誰かの望む世界、…それが全部ぶつかり合って共存できないなんてことは現実でもままあることなわけで。そのへんのことを考え出すときりがないです。そんな決断をあんな形で迫られたキョンの心労たるやどんなもんかと…!その残酷さをわかった上で自分の一番望む世界を選択し、その世界で長門に自分がしてやれることは精一杯しようと約束したキョンはちょっと大人になったんだなってそう思うと感慨深いです。