憂鬱な朝 2巻/日高ショーコ

1巻感想→ http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20100111#1263201021
桂木智之は9歳の時に久世家に養子として引き取られたんだけど、当主になるべくみっちり勉強を教えられていた二年後に世継ぎ(暁人)が生まれて、家令として暁人に厳しく当たっている。暁人は桂木に認められようと頑張るものの、経緯を知って憎まれていると思い、二人の心はすれ違ったまま…。という1巻の続き。
桂木が暁人に婚約話を持ち上げたり、昔久世に仕えていた書生の雨宮が戻ってきたり、桂木が桂木家の誰の子でもないと判明したり。暁人もだんだん覚悟を決めて当主っぽくなってきましたねー。桂木がどんどん自分の首を絞めてってるみたいでつらいわー…。この時代の持つ「家柄」の重要性とかこだわりとかがクローズアップされてきて面白い。それにしても11歳差とは思えないなあ(暁人17歳×智之28歳)。
BLCDにもなってるんだー。羽多野くん×平川さん。うん合ってるね。