けいおん!


可愛かった!きらっきらしてた!というわけで大ヒットおめでとうございますなけいおん映画行ってきました。本編はいつも通りまったりしつつも卒業する先輩4人からのあずにゃんへのプレゼント、という筋もあって、過不足なく良い出来だったと思う。アニメ版けいおんも好きだったから、それをふくらました感じで楽しめたです。けいおんとWorkingって似てるよね、とにかくキャラ先行で、役者さんのキャラ演技がしっかりしてるの。あいなまちゃんは完璧だし、竹達ちゃんとかその後の役と全然違うもの。あと日笠さんの声がかわいい。歌声も。
以下ネタバレ感想。


  • むぎちゃん。相変わらずほわほわしててかわゆかった!!バームクーヘンの袋を開けようと孤軍奮闘してるとこ(唯たち手伝えよw)と、教室ライブで唯に促されてキーボード弾きながら飛び跳ねてるとこが好き!
  • 唯。相変わらず天才肌な感じがエキセントリックで好き。「ヨーロッパ」張り紙、くすっときたなあ。寿司屋で焦ってるとこ・奮闘してるとこ、野外ライブで盛り上がっちゃうとこ、よかった。
  • 澪ちゃん。トンちゃんがロンドン選んでくれて、ピャアアアアてなってるとこが最高に可愛かった!
  • 律ちゃん。りっちゃんは前髪を下ろしてた方が好きです^^二ヶ所もあった!飛行機とエンディングロール。
  • あずにゃん。一人だけ学年が違うさみしさ、だけど大事にされっぷりがそれを打ち消してくれた…のかな。だけどやっぱりさみしいと思うの>< 最後、あずにゃんの感想・反応を無音にして幅を持たせたのは、3期があって次世代軽音部を描くつもりがあるからなのかなー?
  • のどかちゃん。良かった、少ないけど出番あった!くのいち姿ののどかちゃんかわゆす。
  • つかみのフックも効いてて、日本で旅の相談→ロンドン卒業旅行→卒業式という時間配分も申し分なく堪能できて、ちょうどよかったなー。好きなシーンは…だって日本のシーンも、ロンドンも、帰って来てからの日本も、ぜんぶよかったんだもの。野外ライブのあのわくわく感が好きかな。あと、あずにゃんへの演奏を前にして屋上で走って、だんごになってる4人も、気持ちが伝わってきて泣けた。かわいい4人。卒業後の進路について、「けっ、全員同じ女子大に行くのかよっ」とちょっと斜めった感想を持ってたんだけど(別々の大学に行って、就職してこそじゃないか?!そっからが本番だよ…!)、映画を見たらまあそれもアリかなよかったね、と思えるようになった。女子大生の4人を見たいかっていったら…見たいような、ここで終わっておいたほうがいいような。
  • ラストシーンは、4人の足ショットから。割合あっさりと、フッと途切れるようにして終わった。センスいいなー。べたべた湿っぽくなくて好きです。ああこれでほんとに唯たちの高校生活は終わりなんだなって。精一杯やった感があって、すばらしい!某金縛り映画のだらだらエンディングとは雲泥の差である(笑)。
  • エンドロールに謎の無音がwそこは繋げて!


どの子にも見せ場があり、その周囲の人にも出番がちゃんとあり、クラスメイトさえもちゃんと出してくる、周到な気の配り具合はさすが女性スタッフ!下品なところがなくて、センスいいなあと安心して見れました。5人をとにかく丁寧に大事に描いていて、服とか、髪とか、超かわいいの。観てよかったです。卒業おめでとう!