春を抱いていたALIVE 1巻/新田祐克

大河ドラマで岩城演じる信長が大ブレイク! それに便乗するかの如く香藤にも「信長」役のオファーが舞い込んだ。あざとすぎる企画に、即答をさける香藤。
そんなある日、小説家の佐和とテレビ局で偶然再会。ところが佐和の人格が以前とは豹変しており戸惑いを隠せない香藤…。一方、岩城は撮影現場で佐和の恋人である雪人と再会する。佐和の庇護を断ち切って、ADとして働く彼。いったい二人の間に何があったというのか…!?

やっぱ面白い!演技演劇系の話も好きなのでなおさら面白い。しっかりしてるようで揺れたり、でも問題を長くずるずる引き伸ばさないからもやもやせずに読める。ワンアイデアでいつまでも引っ張らなくていいのは、それだけ引き出しや書きたいことがあるからだと思う。長く続いてほしいシリーズ。