M-1 9組の準決勝戦

  • 無名、千鳥 「さっちゃんと山に虫取りに」


 大事な準決勝の場でエロ漫才を持ってきたのは買います。途中、微妙〜な空気が漂っていた場面もあったけど私はあの気持ち悪い感じ、アリでした。だけど凄い短く感じたなあ。実際時間的にも短かったのか?

 紳助82、松本70、南原82。やっぱトップバッターは無難な点数に。



  • 返り咲き、麒麟 「喋る電化製品、目覚まし時計とかトイレとか」


 直球の声ネタは却ってどうなのか。ううん。声を中心に据えてないネタもあるのでしょうか。そっちを見てみたいです。それでピンポイントにええ声を使った方が効果的な気が。




 陰気なボケと陽気なツッコミ。黒髪と茶髪。コントラストが良かったです。
 おざわさーん!てツッコミとか。あたしゃ認めないよ!とか。ネタがどうこうよりも人間的魅力を感じる。二人で一緒に「さっちゃんはね〜」と声を合わせて目も合わせて歌ってるとことか可笑しかった。

 紳助85、松本74、南原81。つーかあの茶髪の人とお付合いしたい。



  • ∞(インフィニティ)、笑い飯 「博物館の人形と発掘」


 うわー!Wボケさいこう!いいね。
 二人が二人とも交互にボケてツッコんで、って話は聞いてましたが、実際やるとこういうことか。凄い、おもろい。ボケを畳みかけて、相手のネタに被せるように奪ってやりあうってことは、それだけ笑いの機会が増えるってこと。単純に。たぶん去年とかはもっとグッチャグチャだったんだろうけど、今回整備されて素晴らしかった。展示人形のあの動き!

 紳助99、松本95、南原90。ツートップ絶賛、他審査員も全員90点越え。



  • ラストチャンス、2丁拳銃 「ピクルス抜いて下さい」


 ツッコミうまいです。雨降ってきたとことか。同じシチュエーションで色んな正統なボケが見れて良かった。決勝に残れなかったのは残念だったけど、パンチ力の差ですかね。

 紳助91、松本80、南原87。あんまり文句のつけようの無い漫才。




 ごめんなさい、高い声苦手で。
 紳助80、松本70、南原84。




 凄い本気だったね。気合い。ガシャーガシャーのカメラ、時間を置いての繰り返しネタ面白かった。もーちゃんのおにぎり顔は万人に愛されるなあと思った。

 紳助98、松本97、南原89。さすが本命の好評価。




 申し訳無かったです。無い、とか言ったりして。ダテに3連続で準決勝にきていないね。面白かった。そしてうまかった。普段のあの若さ故の可愛げのなさが損してると思う。スピードワゴン人間性を見習って欲しい。

 紳助90、松本85、南原81。




 直前SPで、偶然だか何だか、敗者復活戦の舞台袖で木村兄さんがインタビューしていたね。残ったわけですか。ボケの人の顔でかくてびびる。出だしんとこのセリフ(ウィーン!ウィーン!)が2丁拳銃とちょっと被ってるようでアッと思ったけど、敗者復活の勢いのままに駆け抜けていきました。悪い感じじゃなかった。明るい。ツッコミがツッコミでありながら一人でボケていたり。その結果、悲愴な2丁拳銃のラストチャンスを破ることに。

 紳助92、松本84、南原85。




というわけで、最終決戦進出は、

3組目が拮抗して激戦だったみたいです。