ＳＭＡＰ ライブビデオ「Ｌｉｖｅ ＭＩＪ」

2003/12/24に発売されたＳＭＡＰの今年のライブビデオＭＩＪの感想です。
あの、言っときますけど有益な情報は何もないですので。なっがいだけで、単なる感想ですよー。

今年はＣＧが少なかった印象。よしよし。

ＳＭＡＰさん例年にも増して汗が凄いね。脱水なんじゃないかと思うくらい出てます。
夏だったんだなあ。
寒い部屋で見てるから、もうあんまりあの頃身体的なことを思い出せない。
あそこにいて、幸せで楽しかったこと以外は。
あの、映りまくる客席の中に私もいたんだ。

お客さんはみんないい顔して一心にステージを見つめてて、笑って、
あーんな広い会場で生スマなんか豆粒くらいなのに飛んだり跳ねたり手ぇ振ったり。
スマもあちこち移動して体全部で表現して、笑ったり煽ったり、端から端まで楽しませようとしている。
あり得ないくらいデカイ会場で相思相愛なのは凄いことだと思った。
この双方向がなかったら私、あんなでかい箱のライブに何回も行かないですよ。

あと本編で撃ち抜かれたのは。

　・サマーゲイトのときの慎吾ちゃんの表現力。マジかっこいいんだもん。

　・王子ミュージカルのとき、王子と見つめ合ったチョナンの真顔。
　　毎回毎回、なんであんな表情してるんだろうと思っていたけど、こうしてはっきりアップで見ても凄い。
　　神々しい、の一言に尽きます。静かな目、無表情、そして黒目が慎吾から離れない。く〜っ！

　・サンライズサンシャインのキムツヨパート。
　　中央前に出てきて肩をくっつけ合う、その二の腕のつるつるテカリ具合が尋常でない！
　　くるんとまあるい白と黒の肩のかたち。
　　はあ、肉体の悦びです。愉悦。

●エンドロール＠ススメオルガンバージョン

この無音な中でのステージ裏映像。たまんないです。泣きそうです。
ツボ列挙。

　・青バスローブで飛行機から登場。開いた先に見える客席群集と対峙するスマ。圧巻。

　・アンポステッドで一人遅れて出るときに、水を返して手を振るツヨシ。余裕ー。

　・愛と勇気前の移動で、本当に残り物のママチャリに乗ってる慎吾ちゃん。

　・同じく自転車上でほっぺがぐりぐり赤い、乳首半裸のツヨシ！か、かわいいー！いたいけ！！

　・挙げ句、恐らく衣装部屋と間違えてトイレに駆け込もうとする。

　・なんでトイレ前でお喋り中？のキムゴロ。ツヨシの慌てっぷりにキョトンとしすぎ（笑）。

　・それ見て素で爆笑の中居さん。

　・あの人形劇の間に、衣装脱いでチャリで移動して着替えて、ってこうして見ると慌ただしいなあ。
　　でもマイク持って出てきたときは笑顔満開。素晴らしい。

　・慎吾ちゃんがやたら水を飲んでる。良かった、脱水にはならないね。あ、逆に、飲んでるからあんなに汗が出るのか。

　・世界花リボンリフターが上がるときのツヨシの立ち上がり方がおなごだ。

　・チョナン人形・慎吾ママ人形、グッジョブ！

●ファイナルソング（オーラス中居のデジカメ映像）

わーわー！これも入ったんだ！すげー！有り難うビクター。

　・始まりんとこで、「いくよー。いくよ、中居ちゃん」という声が入ってませんか。
　　中居、スタッフに「中居ちゃん」て呼ばれてんだ…微笑ましい（笑）。

　・ステージ裏、黄色いライト下の木村さんがめちゃくちゃめんこい。あのわんこめ！

　・ステージ上から客席ってこう見えてるんだー。なんか…すっげえ、楽しそうーじゃない？私たち（笑）。

ドリスマはオーラスの映像普通に入ってたし、今年もＭＩＪで入れようと思ったら当然一ひねりした方がいいわけで、
デジカメ作戦は正解だと思った。
誰発案かわかんないけど、本当に中居発信だったら凄いプロデュース能力だなあと感嘆。
メンバーから見る他メンもあんなに輝いているんですね。

●ＭＣ

ありそうでなかったＭＣ全会場収録。ありがたい。
おいしいとこ取りで収録するからかなり面白いグループになっております。いや面白いけど。
ツヨシは喋る率が少ないので、ほとんどのおいしいエピソードが含まれていた。

では、誰も望んでいない「ＭＩＪライブビデオ収録ＭＣ　私的ベスト５」。どんどんぱふー。
いってみましょう。

＊第５位　横浜国際総合競技場

　・ツヨシの円陣
　・いじめっこ（中居/木村/くっつきむし慎吾）ｖｓいじめられっこ（吾郎/無言ツヨシ）
　・後輩が挨拶にきたときの怖いスマ５人

円陣に関しては、あのツヨシのグダグダ加減・困りっぷりを全編入ってたら良かったのになあ。
各メンバー一人一人へのコメントとか。あっぷあっぷで可愛かったのに（笑）。
それにしても編集の技術って凄いですよね。繋がってる部分見たら本当にあんなけしかない感じにも思える。
うまく繋がってても、そのあいだ抜けてますから。

参考までに、私が以前書いたレポ。

●ＭＣ

いつもの、木村さんの「汗を拭けー、ビデオ撮りだから念入りに拭けー、鼻の下とか、意外と忘れるのが耳の後ろね！」
というツカミはオッケーなトークで入ります。

中居が「ステージ上のスマップ、正直臭いんですよ」とアイドルにあるまじき発言。
「でも汗臭いとか、ニンニクとかではないの、アロマテラピーなんだよ」とか木村さんがまた言い出しまして。
何でも「特に慎吾と吾郎は凄いよ」だそうで。
慎吾は「オレ、こないだまでシナモンだった」と言えば、「慎吾はそんないい匂いには思えない」と中居さんが混ぜっ返し。
吾郎ちゃんは「僕はザクロだよ、毎日ザクロの匂いのするバスタオル使ってるの」といかにもな発言を。
で、オチに回されたツヨシが何の匂いだって答えたかっていうと、
「いや、僕はですね、基本的に無臭なんですよ」とまったくの素。
いやいつものことですが。

そんな中、慎吾ちゃんが唐突にアピール発言を。

「でもね、つよぽんが一番いい匂いする」

何ですと？！

いつもそばで匂いを嗅いでる慎吾だからこそわかる情報だ！と鼻息が荒くなる私に、慎吾が続けた言葉はというと、
「あのね、函館の湯の匂い」だって。
しかもちょっと顔が微妙な感じににやけてるのよー。
別段ネタなわけでもなく、実際そのまま流されてましたし、それって単なる自慢なんじゃ…慎吾ちゃんてば。

ＭＣ中に、上空を飛ぶ撮影用ヘリに「うっさい！うるさいのよ、俺が喋ってんのにー」とお怒りになる中居さん（笑）。
「喋ってんのに、っておまえ。普通は歌ってんのに、とかだろ」と木村さんが突っ込む。
客席全員でうちわ上下させたら映るんじゃない？ということでやってみたり。

黙ったままのツヨシに、中居さんが今日もお有り難いフリを。
ツヨシ「いやあ…横浜スタジアム１年ぶりですね。広いねー」と答えるものの、
メンバーやら会場やら方々から「いやここ横スタじゃねえし！それ以上に去年横浜来てないし！」という怒涛の訂正が。
「え？違ったっけ？横浜スタジアム…国際競技場？横浜アリーナ？」とますます混乱して鳩豆な必死顔になるツヨシ。
「ツアーの中で今日が一番人が多いじゃないですか、だから緊張してるんですよ。
　あの、初め飛行機から出てきたときビックリしたもん。人多いなあ！って」。
「おまえは森から出てきた小動物か！」つって木村さんに突っ込まれてました。

そして、（悪）夢の展開へ。
「お客さんの熱気に負けないように、ＳＭＡＰも円陣組もうよ！」
木村・慎吾はハア？と目を剥き、中居は面白そうににやにや、吾郎ちゃんにこにこ。
何となく花道中心に寄り集まりつつ、「ツヨシ、おまえこれ終わり見えてんの？オチるのちゃんと？」と小声で確認する中居さん。
私も心配。
オチるの？おろおろ。

円陣コントスタートするも、「なんで円陣なんだよ」という根本的な疑問が。
ツヨシ「ほら、俺たちも間違うことがあるかもしんないじゃない？そういうときのために結束をさー…」
木村「なんで今から失敗を前提に話してんだよ！」
ツヨシ「いやほら、もちろん失敗しないのが一番いいんだけど…（オロオロ）、わかんないじゃない」
中居「はいはい、じゃーおまえが間違ったら俺らどうしたらいいの？」
ツヨシ「…たすけて！」
中居「（笑）」

ツヨシが一人一人に気合いのメッセージを送ることに。
ツヨシから見て左回りに木村・慎吾・中居・吾郎、と円陣になってます。

「それじゃまずは木村くん」と、真っ先に難関に取りかかるツヨシ。
「木村くんとはねー、ほら、着替え場が近いじゃない？何かあったら、精神的なことでも、言って。僕、助けるから」
中居が終始、「大丈夫だよ、木村は。何もないよ」と混ぜ返してくれてましたよ。
木村さんは無言でツヨシを睨みつつ。
最後は中居の「っていうか、二人の顔がちけーよ！」ってツッコミでおしまい。

次、慎吾。
「慎吾はねえ、いつも年下で…」と話し始めたとたんに、
「は？いつも年下って当たり前じゃんか。年の差が急ーに縮まったりしたら怖いよ」と中居さんに突っ込まれ、ちょっと困って、
だけど気にせず先を進めるツヨシ。
「そうなんだけど…、慎吾は一番年下なんだけど、しっかりしてる。
　僕にはわかるんですよ、慎吾はね年下に見られないように頑張ってんのよ。
　たまには一番下になりたいときもあるでしょ、そんときは言って」
慎吾はそのあいだ、悪どい顔になってアアーン？とツヨシを下から睨み上げてました。
「慎吾ビーバップの顔になってるから」という木村節突っ込みを受けつつ。
締めは、「だから、あの、これからもよろしく！」と可愛く終了。

「じゃあ次、吾郎ちゃん！」とツヨシが言ったとたんに、
「おい！なんで今おれ最後にしたんだよ！」と中居さんが割って入る。
「なんでって…やっぱリーダーだから」と笑ってかわすツヨシ。
「吾郎ちゃんはねえ…」と言ってる脇で密かにドキドキしてそうな吾郎ちゃんが可愛い。
「こないだ一緒に登山行ったんれすよ、だから実は今日筋肉痛なの。
　…で、吾郎ちゃん、ＭＣに入ったとたんにこっそり『ツヨシ、髪大丈夫？』って聞くのやめてくれる？
　（確かに花道での汗拭きタイムに、笑いながら談笑するゴロツヨの姿ありました）
　それとー、人のドライヤー勝手につかわないで！」
と最後に渾身のボケをふるうものの、ヤヤウケ〜。
吾郎ちゃんがちょっと怒ったような笑顔でじいーっとツヨシの顔を見てました。
自分のネタで滑られると案外イタイよな。
中居が前にどっかで、「ＭＣネタに困ったときは吾郎ちゃんをいじらせて貰う。事前に本人の了承を取っておくんだけど」と
語っていたから、無断でドライヤーをネタにしたツヨシは睨まれたんでしょうか？（笑）

ラスト。
「中居くんはリーダーとして、今まで１１年間…」と言いかけたところで、
「は？１１年？」「もっとでしょ？もう１５、６年はやってるよ」と激しいツッコミが。
そ、そうか…と素直に言い直すツヨシ。
「１５、６年くらい？色々やってきて、山あり谷あり、だけどスマップ５人で…これからも全力を尽くすことをここに誓います！」
木村「なに選手宣誓してんだよ！」
あまりにツヨシらしくて笑いました。くく。どうオトしていいかわっかんなくなっちゃったんだねえ。

全員から愛あるダメ出しをされまくり「やっぱりあれだね、ＭＣの中心ってダメだ俺。中居くんあとお願い！」と弱気なツヨシに、
「最後にかけ声みたいなのやんねえの？円陣組んでんだから」と中居さんが追い込む。

ツヨシ「ええ〜、じゃあねえ…、ハナ、トゥル、セッ、シージャ、っていうのでやろうか」
中居「ちょ、ちょっと待て！かけ声韓国語ですんのかよ。どこがＭＩＪだよ（笑）」
木村「好きなんだよな、お隣りさんだから」
？「どういう意味なの、それ」
ツヨシ「うんと、いち、にぃ、さん、せーの！って意味」
？「せーの！で終わるわけ？オー！とかイエーイ！とかないの？」
ツヨシ「『シージャ』って一言で日本語だと『せーの、おー！』ってとこまで含まれてるんだけど。
…じゃあ、僕たちでハナ、トゥル、セッ、って言って、お客さんにシージャ、イェイ！って言ってもらおう」

「みんな隣りの人と手ぇ繋げー、知らない人同士でも一緒に気合い入れるのって良くねえ？」みたいな
お恥ずかしい指示が（主に木村さんから/笑）出ていましたけれども、あんまりみんな従わず。
円陣組んで中央で手に手を重ねる可愛いＳＭＡＰさんを見つめていましたよ。

ツヨシ「じゃあねー、いーい？…いくよー？……」

すごい間。

きょときょと、メンバーの顔と周囲を見回してます。
こっちも言う準備してるんだからー。
と思ってたら、
木村さんが「そんな緊張すんなよ！」と突っ込んで一旦お流れに。
「久々に間近で、こんな緊張してる人見たよ！いま黒目がすげースピードで動いてたぜ？」とからかわれつつ。

ツヨシ「いくよっ、…はな、とぅる、せっ、」
会場「シージャ、イェイ！」

何とかまとまって超ロング円陣コント終了ー。

私的には、ツヨシヒューチャーもいいとこで大変においしいＭＣでしたけれども、
他メンのファンの人には果たしてどうだったのか。
特に中居ＢＤを期待してた方には申し訳無いとか。
まあ私が思ってもしょうがないことですけど。

花道を戻るＳＭＡＰさん。
ツヨシ一人だけ肩を落として遅れ気味です。
くくく、落ち込んでやがるな。
中居さんが、「どーしたツヨシ、歩くの遅いぞ」と拾ってくれて嬉しい限りです。
中居はやっぱり何気にツヨシと、そして全体をよく見ていますね。さすが。

ツヨシはタップへ。
「あれ、ツヨシどこ行くんだよ！」
「ちょっと、支度、してくる！」
「何だよ何しにいくの」
「うーんと、内職！」
その後も中居が何か喋りかけてるのを無視して、ツヨシ走って逃げていきました（笑）。
よほど円陣プレイが恥ずかしかったと見える。

続けて４人になってもトーク。

横国は、ワールドカップの決勝戦が行なわれたところだよね、とようやくサッカースタジアムツアーらしい話題から。
慎吾はチケットが１枚余ったから吾郎ちゃんを誘って見に来たらしい。
中居さんも見に来たんだけど、ジャニーズのコネが通用せずスタンドの後ろの方だったそうで。
「電話したら、こいつら、どこにいたと思う？」
「ガラス張りのとこで飲み物飲みながら見てたの」
慎吾は決勝戦普通に応援して見てたんだけど、
吾郎ちゃんは座って飲み物飲みながら、気付いたら隣りの知らない人と談笑してたらしい。
でも最後には吾郎ちゃんも盛り上がっちゃって、
「うわー、すげー、すごいよ慎吾ー！うおー、カーン！」（両手を上げるポーズ）とかなってたらしいです。
ごろちゃん…（笑）。

半端なく長い。そら全部は入らないわ。
というわけで惜しい。５位です。

＊第４位　豊田スタジアム

　・中居の告発、ツヨシの車の運転はいまだにやばい！
　・吾郎ちゃんのコンサ中の高速移動に物申す

２ネタとも面白かったです。

というか、ナカツヨ仲良しエピソード多過ぎなＭＩＪツアーで、これはジャブみたいなもの。
車で中居さん家まで行って帰りを待ってるツヨシというのが微笑ましくもアヤシイじゃないですか。
吾郎ちゃんは木村さんに指摘されてから、次の味の素では張りきってやるようになった、ってのが可愛らしい。

＊第３位　大阪ドーム

　・新しい青衣装。チェックの布は「左なの？」＠中居
　・衣装が軽いからよく足が上がるよ。スマ５人でターン！（お家芸）
　・大阪５日間中休みの木村さん、須磨海岸で逆ナン話（何やってんだか/笑）
　・シンナカ、酔って唾をかけた慎吾に中居さんお仕置き（お仕置きって！）
　・ナカツヨ、二人きりのAM4：00-6：00の飲み会

さすがに５日間もあるとネタが多い多い。
ナカツヨの話が聞けて嬉しかったなー！
「俺は、中居くんとは個人的に、一人の人間として、付き合っていきたいんだよ」とブツブツ言いながら
うざがる中居のベッドをぐるぐる回るツヨシ。こ、こわい…（笑）
しかもそれを全部覚えててやってるってのはどういうことなんだろうね。ふふ。

＊第２位　宮城スタジアム

　・ＭＩＪツアーで気になってるとこをあげましょう
　・夏日憂歌で、慎吾が立たされてるみたいになってる＠中居
　・今日は最後だから、中居くんのソロでトイレいかないよっ＠ツヨシ
　・アソングで、木村くんと中居くんはもっとくっ付いて歌ってください＠慎吾

これ、夏日とアソングの、実際実行された映像が入ったのが大きいです。まさか入るとは。本当思わなかった。
凄い大盤振る舞いですね、今年のビクターさん。
夏日は、本当にもう、慎吾の芸達者ぶりが素晴らしく。生で見てもめちゃくちゃ笑ったですし。
こうしてアップで見るとかっこつけがマジでかっこいい。慎吾すごい。銀歯治療済み（笑）。

惜しいのは、その後の中居さんのソロも慎吾に敬意を表して熱いバージョンになってたのに入らなかったことですかね。

他にもいくつかあったんです。また自分のレポより。

●ＭＩＪツアー気になる点

・まずは中居が、「ずっと気になってたんだけど」と慎吾へ。

「夏日憂歌」の最初のソロんとき、後ろから見たら棒立ちで、廊下で立たされてるみたいだから何とかならないのか、と。
中居「もっと気持ちこめて、踊るとかすればいいじゃん」
慎吾「やだよー！あそこそんな感じじゃないじゃん。せっかくかっこよく歌ってんのに。」
とモメモメ。
それでもどんどん言い募る中居に、
「んもう、なんでそんなこと言っちゃうかなー」とやさぐれる慎吾は既にやらなきゃいけないじゃんか、って顔つきだし。
最高ですこの師弟。

じゃあ会場のお客さんにケツとろう！ということで中居が喜色満面でいつものやつ。
中居これ好きだよなー。
ファンが必ずや構成としてより面白い方を選んでくれるって私たちに信頼があるんだろうか。
それとも単にファンの気持ちを知りたいんだろうか。
「今までのままがいいひとー」でもちろん拍手歓声、
続いての「ちょっと激しくがいいひとー」でもっと激しい拍手喝采（笑）。
もちろん私は後者ではりきって拍手しましたよー。
木村さんが、「ちょっと待て。本当にこれで決まるんだったら、よーく考えて拍手した方がいいと思うよ？」と
ストッパーしてましたけど、だって、慎吾なら必ず面白く楽しませてくれるに違いないですから。
それを逃がす手はないでしょう。

結局、中居が「じゃあミディアムで」と提案したのに、
「はっ？ミディアムってなに！」と初めは抵抗していたものの、いつまでたっても終結しそうにない話に、
「わかった！ミディアムで！」と男らしく慎吾が同意して終了。
のちのちが楽しみです。

・中居→吾郎

「吾郎ちゃんの、世界花んときのフリがちっちゃすぎる」。
どう考えてもあれはないべ、と高所リボンリフターで小さくまとまってるサビフリの真似をする中居。
吾郎ちゃん苦笑。
木村さんが「もう１５年くらい一緒にやってんだからわかってやれよ」ととりなす。

吾郎ソロ前ＶＴＲで「初めに出てくる人形の吾郎ちゃんを見て！ちあきソックリだから！」と中居が言ったばっかりに、
実際の吾郎ＶＴＲは出てきたときは会場から笑いが。
ちょっと似てたせいかな。
あ、世界花のフリも吾郎ちゃんしーっかり頑張ってやってました。
むしろツヨシの方がかなり安定柵に依存していた。
吾郎ちゃんて指摘されると頑張るよね。テーマオブＭＩＪのダンスしかり、ワールドメドレーの高速移動術しかり。

・ツヨシは何かないの？

中居にフられて、なんでだかツヨシが
「よく取材とかで見所はどこですかって聞かれるけど、どこって言われてもねー、見所は全部だよって言いたくなる」
というようなことを返したときに、
中居が冷静に「いや、見所じゃなくて気になるとことか。ない？ツアーずっとやってきて」と軌道修正してくれてました。
そしたら即座に、「それは、中居くんのソロだよね」とツヨシ。
中居さんへらーっと笑うのみ。
「なんであれ歌ってるんだろうって…。なんか、芯がどうとか言ってるじゃないですか、あれ最近知ったのよ、芯って言ってるって」
と一生懸命説明するツヨシ。
そうですかー、と流され気味で話が次にいこうとしたんだけれども、これじゃ言い足りないと思ったのかツヨシ、
「じゃあ今日はね、中居くんのソロでトイレいくのやめる！今まで行ってたのよ正直あそこで。
　だってあそこしか僕行くとこないんだもん。このあともソロだしさー。だからごめん、今日ラストだから行かないようにする！」
とますます一生懸命に（笑）。
大した話ではない（←酷い）んだけどもう、言い方が可愛いくて。
中居がそういうこと言っても怒らないって安心しきってる顔ですよ。

・他に何かないですか？（意訳：おまえら他にいいネタないのかよ？）

中居さんの高度な要求（笑）に、ウンウン唸ってる慎吾。
「何か中居くんの言ってやろうと思って考えてんの！」とこわい顔。
中居が「え？おれ？おれなの？」と嬉しそうなのに対し、「こらしめてやんないと…」と慎吾。うはは。

で、あっそーだ、と思いついたことに会場狂喜乱舞です。

慎吾「中居くんと木村くんがさ、二人で踊る歌あるじゃない？」
木村「アソング？」
慎吾「そうそう、アソングフォーユアラブ。後ろから見てると二人すげえかっこいいのよ。
　でも、離れてるじゃない？あれをもうちょっとひっついて歌うっていうのは？」
会場どよめき。

木村さんが、「二人でひっついてって…チャゲアスみたいに？」と言ったとたんに、
「おれ飛鳥！」「おれ飛鳥！」とたぶん中居・慎吾・木村がみんなはい！はい！と手を上げながら口々いっせいに言い張りあってて笑った。
阿呆っぽくわちゃわちゃしててさいこう！
慎吾が「何言ってんの、中居くんはチャゲでしょ」と言ったとたんに、頭に布を巻いた中居がビジョンにアップになりまた笑う。
思いっきしチャゲ風だ（笑）。

中居「なんだよ、なんでだよ。おれチャゲじゃやだよー」
木村？「なんでやなの？」
中居「だってチャゲってあんま前出てくるタイプじゃないじゃん…」
慎吾「パゲ…（ぼそっ）」
中居「なんだとおー？！」
非常に楽しいコントでしたわ。

で、結局キムナカはどうなったかというと。

中居が「わかった！じゃあ、木村が腰落として低くして、えーとこういうふうに」と提案。
木村さんは「今やっちゃわない方がいいだろ」ってことで、慎吾を代わりに見たてて実演。
木村「わざわざ腰落として歌うの？オレ」。
中居「だって、したら身長同じくらいになんじゃん。バランスが悪いから…」
慎吾「こんな、ちょっとやってみよーってときにまで身長気にしてんの？！ちっちぇえ男だな！！」
さすが慎吾。
思いっきし夏日提案の仕返ししてますね。＜ちっちぇえ男

それに、よくぞ中居の一番嫌がることを！
見抜いて、この間なら怒られないと読んで、勇気を持って提案し、
なおかつ実行せざるを得ないように仕向ける末っ子の冴えが最高です。

＊第１位　味の素スタジアム

　・吾郎ちゃん「お母さん、来てるよ」
　・ツヨシ、中居宅に宿泊。深夜0：00過ぎるとツヨポンって呼ぶのやめてくれる？

堂々の第１位！
凄いなあ中居さん。あの照れ方は尋常じゃないですよ。

●スマシプコント

おお、チョナンバージョンが入ったわけですね。意外。
でもまあ、最終的にはこっちのが完成度も新鮮味も勝っていたから正解かもしれないです。

●１ｄａｙ素マップ

横国でのリハから本番までの様子。
ドリスマでもバックステージあったけど、こういうの大好きなんです。

改めて、当たり前だけどこんなにちゃーんとリハやってるんだなあって。

キリがないから箇条書き。

　・膝から折り畳んで寝転んで、「いててててて。いたい。年かもしれない」とちっさい声で言うツヨシ。
　　か、かわいすぎ…。
　　頬に流れる汗がまたなんともエロチック。あの体の角度も。

　・アソングんとこ、リハといえども手を抜かずにバックダンスを踊ってるツヨシ。
　　髪が日にあたって輝いてて、ふわふわ揺れている。周りには仲間がいる。何だか幸福そうだ。

　・アンコール、KANSHAのあとの夜空〜花火をどういう立ち位置でいくか相談するスタッフとスマ。
　　仕事してるね！という感じですてき。ツヨシは口出さないね案の定。

　・シンナカも可愛いポーズの打合せをしていた。その結果があのかーわいい歌パートになるんだ。

　・出番前のツヨシの顔は本当にきれい。

　・中居さんの歌練習。やっぱりいい声質してると思う。

　・「汗かいちゃった、出る前にー」。言い方が可愛いんだようこのやろうー。

　・なんかもう、木村さんは無邪気で一生懸命で。あちこちにそれが出てた。いとおしい。

　・あの赤いパイロット衣装だいすき。みんなすっごい似合ってると思う。

　・ジェット噴射で飛び出す。
　　邪魔になる骨組みを抜けたとたん、顔は前を向いたまま、手探りで伸ばして手を取り合う５人。
　　その姿に泣きそうになる。暗転。

あんな黒くて狭くてごついセットの中で、
ＳＭＡＰとスタッフは準備して、待って、気持ち高めて、本番中はその裏を駆けたり。

で、あんなに楽しい、光りだけが溢れるステージを私たちに見せてくれる。
裏の苦労なんて微塵も感じさせずに。笑顔で。

例えば鋭角な鉄骨で、例えば堪った疲労で、例えば他の圧力で、
彼らが傷つけられることがないようにと祈った。

今年も素敵なライブをありがとう。あいしてます！