僕と彼女と彼女の生きる道 第1回


何だかすーっと見てしまいました。なのに、あとから胸がずきずきする感じ。受け止め方が難しかったです。私はもう嫌な大人なので、徹朗の仕事以外何もかも振り落とした感じも、あんな家庭が嫌になっちゃった奥さんの気持ちも、わかるような気がして。愛情も磨耗していってしまうの?それとも初めからなかったの?凛ちゃんどうなるんだろう…。

ツヨシの横柄な役柄は、相変わらずおすてき。家庭教師につっけんどんなのとか、電話での冷たい応対とか、苛々キーッてなってるとこが、ああこういう人いるよな、と納得する人物像で。それくらいでないと29歳でマイホームは、ねえ。きっちり嫌な男だった。仮にも自分の娘がおばあちゃんちに引き取られていくかも、となったときの薄笑いがきもちわるく真に迫ってました。あとラストのパソコンに向かってる顔。自分なりに正しい家族のあり方を果たしてきた、と思ってるからタチが悪いんだよね。そしてとってもさみしい。

凛ちゃんが泣き出したとこで、なんでかわかんなくっておろおろする徹郎、可愛かったね。父親として人としては最低だけども。どんなけ鈍ちんなんだ。感情が鈍ってしまうのはとてもこわいことだと思った。
仕事に忙殺されてるサラリーマンは身につまされるドラマだよ…。自分は本当に家族を愛しているのか。自己満足じゃないのか。

で、主題歌はどういう展開で?(笑)