大河ドラマ「新選組!」

見ました。あーあぶないあぶない、あやうくビフォーアフターを見ちゃうとこでした。

見やすかった。勇ちゃん(なんつー呼び方)が佐久間先生に「おにがわら」と呼ばれて憤怒ーとなるところで一笑いもできましたし。土方歳三とふんどし一丁で抱き合うサービスショットも、主に土方のおけつを美味しく視聴してしまいました。しまった。やっぱり時代劇には百姓と武士という身分の差は不可欠なんですねえ。

蕎麦屋さんのエピソード。勇は「桂さんに奢られる覚えはない、金を返す!」桂は「貧乏なんだから奢られてなさい」龍馬は「そんならその金を俺に預けろ、俺が蕎麦食ってきてやる」三者三様の性格が出ていて面白かった。坂本龍馬はやっぱかっこいいし時代の向こうを見ているんだなあーと。いつか池田屋でぶつかるときがせつないよ。

あとは黒船見に行く前の茶屋での、佐久間先生の説教。10までは自分のことだけ考えて生きてればいい、20までは家族のこと、30までは自分の国(故郷)のこと、40までに日本のこと、それを過ぎたら世界のことを考えろ。そう言われてきらきらして「はい!」なんて答えちゃってる近藤勇は凄い可愛かったです。


けど違和感もあります。普段時代劇見ないからわからないんですけど、この違和感の正体は何なんでしょうか。新選組ってもっと陰惨なイメージがあったせいなのかな。こんなに爽やかな若者たちが…って感じで。
でも近藤勇が33歳で死んだことを考えたら、そりゃ若いはずだというわけで。たまには若者の大河もいいのでは、と思って来週も挫けず見られそうですよ。勇ちゃんがちょっと軽いので渋くなってくことを期待して。あと、斎藤一オダギリジョーに期待して。