エビス堂大交響楽団「カラクリ少女」@中野ザ・ポケット

エビス堂初のダークファンタジー。登場人物は少なく、時間も2時間で、なんとなく小さくまとめた印象。ピュアな心で残酷な所業をおこなってしまう主人公ミエズは凄く童話っぽくて良かった。呪いの子と姫が運命の対になってるって設定なんだけど、ダブル主人公にまでは昇華されてなくって半端に感じてしまったかも…。タカメの心情がどう変わっていったのかもわかりにくかったし。
お伽話とか歴史とかって、後世で都合いいようにつくりかえられてたりして、本当はこうだったのに!っていうとこに泣けてしまう人なので、最後の結び方は好き。