弟を殺した彼と、僕

弟を殺した彼と、僕。

弟を殺した彼と、僕。

(第三者は)「被害者遺族の気持ちを考えたことがあるのか」と言いますが、彼らもまた考えたことはないのです。一方的に「被害者遺族は怒りに凝り固まって、死刑を望んでいる」と決めつけているのだと思います。

死刑の執行は、「加害者を殺してやったから、被害者は満足しなさい」と国から言われているように僕は感じます。