ヨーロッパ企画「Windows5000」@THEATER/TOPS@新宿


舞台は近未来、地球は人口過密状態にある。ウィンドウズ5000とは、カメラを操作し様々な物体の中身を見ることのできるソフトである。ある目的を持って二人の男が、ある街の、ある集合住宅、人が住むとは思えない変な形の部屋部屋を、ズームアップで見ていく。そこでは住民たちが生活を営んでいた…。

  • 出演:
    • 中川晴樹(区役所員・先輩)
    • 酒井善史(区役所員・後輩)
    • 諏訪雅(リビングの男)
    • 永野宗典(夜働きに行く男)
    • 松田暢子(モノを増やす女)
    • 山脇唯(エスニックの女)
    • サイバーの男(角田貴志)
    • 石田剛太(縦長の部屋の男)
    • 中西武教(横長の部屋の男)
    • 本多力(アイデアを練る男)
    • 土佐和成(ベースを弾く男)
    • 西村直子(比較的広い部屋の女)

http://www.europe-kikaku.com/projects/e20/e20main.htm

サマータイムマシン・ブルースが有名なヨーロッパ企画。やっと見れました。すごくシンプルな脚本、ついでに舞台セットも手作り感・チープ感満載でなんだか懐かしい。舞台を外の世界から見た人がだらだらと喋ってツッコむ構成は、笑いの爆発力はないけど安定して見てられる。心の一人ツッコミが好きな私とは相性のいい演目だった。そのツッコミ役が劇中に降りていく段階でもっと弄りよう・ヒネリがあればなあ。それでも最後の方、ちょっと心温かくしておいてあのオチ、はなかなか良かった。あとタイトルと演目がマッチしていたのもポイント高し。先日観たポツド−ノレと偶然にも同じ劇場でありながら全く正反対で可笑しかった。演劇って色々幅があるし色々許されるんだなあ。