ぼくある

あくまで「ドラマらしく」見せ所のある面白い回だったなあ。こうたろうにとって、後ろをくっついていっても何ひとつ詮索せず自分のやるべき仕事を黙々としているテルおじさんの姿は心やすまるものだったんだろう。それが凄くよくわかって染みた。テルが急にいろんなことができた気がして吃驚したけど、その驚愕自体が実はわたしの傲慢なのかもしれなくて。都古ちゃんの不在を乗り越えたことでレベルアップしたのか。ひとの可能性を描いた話というのはとてもすがすがしくて胸がふるえます。どんな小さな一歩でも。そして剛の菩薩顔(こうたろうの支援者)と泣き顔(呟くようにツールドフランス)にノックアウト!
三浦くん、こうたろう、古賀さん、まきさん、次々とオトして次は園長さんの番。毎回毎回、違う角度からの問題を見せ、揺さぶり、一応の一歩を用意する、その流れが心地よい。このテーマで見るのが辛いだけじゃないというのは凄いことだ。来週も期待です。

♪タラララッタラ〜 テルは、亀田の喫茶店への道をおぼえた