武士の一分

http://www.ichibun.jp/ 思いっきり木村さんの画像出てる…!ほえーさすがだねえ。

観て参りました。以前読んだ原作本の感想はこちら→http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20051211#1134310575
いやあ、普通によかったデスヨ。シンプルで、少しもうるさいところのない、真っ当なストーリー。音楽をジャンジャン使うなんてこともなくてね、自然の音がいろいろなことを伝えてくれるの。風の音、土の音、鳥の声、お湯を沸かす音、葉っぱの転がる音、床を踏みしめる足音。ストンと胸に落ちる、雑音のない質素倹約な映画。私は好きでした。心が静かにあったまりました。
木村さんはね、見えてる序盤の間はやっぱり目線のクセが顕著でウワアとは思ったのですが。失明して目の動きを封じられてからも十分に魅力的で、映画に清廉な華を咲かせてました。旦那様にはさ、説得力が必要じゃない?加世があそこまでするほど惚れてる相手(なんたって裏切ったあともそばにいたくて舞い戻ってくるくらいだし、ぜったいに手放したくない!と思わせる可愛さも必要なのだ)、徳平が親近と尊敬を同時に抱いて仕える相手、短い時間でそれを描くのはタイヘンなのに、そういう役どころを存在からしてしっかりと担ってたと思う。まっすぐで正直で、ユーモアもあって、子どもっぽく拗ねたりするけど信念も夢もあって、あれ?それってスマプの木村さんそのもの?ともすれば嘘っぽくなりそうなキャラでも木村さんがそこにいるなら納得する。「いまいましいのう」とか、めちゃくちゃ可愛い言い方なんですけど!わたしの中で「がんす」とともに大流行しそう。弱ってる木村ちゃんさいこう!(笑)
そして壇れいさんも声もうなじもきれいで鈴のようで、ほわーんとなりました。徳平のまずい飯まずい飯って言い過ぎ!(笑)もすこし修行の場面があった方が最後の決闘に期待感があったかな…って、ジャンプ漫画があるまいしね、あれでいいんだろうね。「武士の一分」という言葉は4回出てきたと思う(数えてた人)。
ちゃんと木村拓哉を活かして使い切った映画でスッキリ。欲を言えば、舞台で観てみたい。1時間ちょっとの舞台にはちょうどいい題材だと思うんだけど。


そのままの足で以前行った六本木カフェスーペに行ってランチ。きりんを左って、ほんとに麒麟のことだったとですね!(私信)わたしったらすっかりキリンビールのビルが角にあったんだっけ〜と思ってました(恥)。子供服のお店を左!です。無事プルコギを食べ終え、表参道ヒルズへ。SMAP SHOPです。狭いです、並んでます、着いたのは14時過ぎだったと思うんだけど、整理券はすでに19時からの台。ただこの券も出されたのはついさっきで、それまでは延々行列だったんですって!んまあー(呆)というわけでドルガバ寄ってお茶して帰ってきました。まだ手元に思ったより飛んじゃったDVDはありません。ゆっくり観れるのは次のお休みになりそーだから、それまでにどこかから調達しますです。あ、ドルガバには(たぶん)剛が最近してるジャラジャラ縦のネックレスが売ってましたよん。