安積班最新作。短編集。うーん、さすがにちょっと無理が出てきたかなあ。安積班の面々の関係性や会話は相変わらず
たのしーんだけども、事件への焦点の当て方というか、安積の感性頼りになっちゃってる感が。狼男の「月齢」とキリストの「聖夜」、後半にそういうのが固まってたから余計にそう思ったのかも。それにそろそろあづみんのどこにみんながそんな心酔してるのか疑問に思ったりして…。あ、珍しく、4人が行きつけのバーでのお遊び的推理劇「薔薇の色」ではハンチョウもちょっといいとこ見せてたけどなw いちばん好きだった話は、
村雨に警部補試験を受けさせるかどうか迷う(頼りにしてて手放したくないからだと!)「
入梅」。安積と
村雨の関係はいいねえ。