ノーカントリー


原題のほうがわかりやすいな。後半が、えっそうなっちゃうの?と失速気味でしたが、殺人鬼シガーはさすがの不気味さでした。アメリカのある程度の年代(OLDMAN)の嘆きと受け取っていいのだろうか。この世の悪、というか人間の運命のどうしようもなさ、無常感。ルウェリン・モスVSアントン・シガーの、モーテルでの接触、ホテルでのドア越しの対決、あたりは面白かった。そんで、後半にいくにつれ笑いどころがあるというのも珍しい。