手紙

手紙 スタンダード版 [DVD]

テレビ放映を録画したもの。を観ました。去年の冬の。遅すぎる…。前半は「なんか繋がってないなあ、ナンだろこれ」と置いてかれ気味だったのが、後半のクライマックスでは号泣。すごい落差。あーなるほどね、この仕掛けを使いたいがためのお笑い設定と前半のフリだったんだ。兄の手紙の言葉の印象が強くて、さすが。「弟の手紙を読んで気付きました。私は罪を償ってなどいない。私が生きている限り、緒方さん（被害者家族）や弟に対して罪を犯し続けているのだということを。」　加害者と家族、加害者と被害者、被害者と加害者家族。一概には言えない問題だけど、たった６年で「これで終りにしよう」は殺されたほうからしたら早いな、と思ってしまった。でも犯人が、自分が「罪を犯し続けている、生きてる限り苦しみ続ける」と自覚したことがわかったから、終わりにする気になったのかもしれない。原作はどんなのかなー。全然違いそう、もっと詳しそう、性根が悪そう。