涼宮ハルヒの憂鬱19話 エンドレスエイト15532


ネタバレですよ。


そっかー「みんなで宿題をする」が正解だったのか。私が考えてた脱出法は、「最後の予備日にハルヒをデートに誘う」だったんですけど、そこにまでも到達しないなんとささやかな望みなんでしょうか。ハルヒ可愛いなあ。物凄いツンデレっぷりだったけど、自分以外の団員(特にキョン)がみんなでいることの延長を言い出してくれたのも嬉しかったかもね。このアニメ見てると、時々ハルヒがかわいそうに思えるんだもの、ハルヒは確かに神のようなものでみんなの中心にはいるけど、一人何も知らされてなくてある意味仲間外れみたいなもんじゃないですか。そのうえ、自分でも無意識のうちの気持ちや願望を周りのみんなに知られている。サトラレみたいなもん。
というわけで12話から続いたエンドレスに8話でエンドが着きました。リピートに気づかない通常バージョン×1、13〜18話でループ6回、19話で脱出。毎週感想書いておけばよかったよー。キョンの作画の可愛さにけっこう差があったりしたので。13、15、16、17が好きかな……たぶんw(覚えられないw) 特に好きなシーンは、着ぐるみバイトのあとの控え室で「私が許すわっ」ってハルヒの笑顔にキョンが見蕩れてしまうとこと、天体観測の屋上で古泉とキョンが交わす「じゃあ僕がやってみましょうか」「………」「冗談ですよ、僕では役者が不足しています」のやり取りです。前者は、見蕩れ描写がない回もあったりして、そのへんがキョンハルヒに対する気持ちの未成熟さを表してる感じもしたりして。だってこの話って、キョンハルヒに対する態度を曖昧にし続けてるから続いてるってシリーズですよね。それがまだちゃんとした「好き」まで到達してないからなのか、みくるちゃんや長門と何だかんだでキャッキャしてられるおいしい状況を手放したくないからなのか、わかんないですけど。
腐的には、屋上のシーンは斜め読み甲斐があっておいしかったです。キョンの沈黙は、もちろんハルヒに対して別の男に先を越されちゃ困る、って意味なんだけど、逆に考えれば古泉が自分以外の相手にそんなこと言うのは嫌だ、とも取れるわけで。各話の演出では、映画ハシゴの場面で二人が隣り同士で寝こけてたシーン(古泉の頭がちょっとキョン側に倒れてる)と、西北駅前集合したときに古泉が遅れてやって来たキョンに対して手を上げたら、キョンも別のこと喋りながら手を上げてそれに応えたシーンがツボでした。え?細かい?
まあとにかく、お疲れ様でしたー。