心臓がふかく爆ぜている/崎谷はるひ

ラクゼーションサロンなどを経営する会社の開発部員・齋藤弘は、地味でおとなしく、ふられてばかりのゲイ。大手企業から転職してきたイケメンで有能な降矢信仁を苦手に思う齋藤だったが、仕事で落ち込む降矢にアドバイスをしたことから親しくなる。降矢に惹かれていく齋藤は酔った勢いで思わずゲイと告白。そのうえ降矢からつきあおうと言われ…。

いたって定番のびーえるでした。爽やかで仕事もできるモテリーマンが、癒し系で性格のいい・ただし若干後ろ向きな受に惚れて付き合ってすれ違ってわかりあって…という意味で。びーえるでなければ、そこでいい人だと思っていい同僚として付き合いこそすれ、きっと恋人として惚れちゃうことはないんだろうなあ。二人の気持ちを丁寧に描いてあるので好感度は高し。そういえば途中からおのでぃと神谷さんの声でアフレコが聞こえてきて困りました…笑。