キケン/有川浩


成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン=危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。

ちょっとウーンて部分と、機研のやつらが可愛くて笑っちゃった部分と、両極端な話だった。文化祭での模擬店のとこは面白かったな!みんなで鶏がらスープをつくってるときの会話で笑ってしまった。あとラストに十年後の振り返りを入れたのはよかったと思う!装丁や章ごとの扉絵、なんかの漫画的見せ方はわりと珍しくて、テイストにも合ってたし面白かった。