Theatre劇団子23rd ACT「マグロを釣るつもりじゃなかった」


作・演出:石山英憲
出演:
土橋建太(まもる・お父さん)、田澤佳代子(みなみ)、大高雄一郎(つよし・兄)、田中千佳子(安恵)、
斉藤範子(榊原悦子/ゆう)、島村比呂樹(太郎・お爺ちゃん)、阿部英貴(一郎)、佐藤貴也(戸田・警官)、
白石悠佳(フジコ・叔母)、伊奈稔勝(モニルル)、城田和彦、竹中さやか、遠山昌司、涌井友子

有川浩シアター!」(http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20100510#1273485150)の取材元になった劇団さんの公演、観てきました。もちろんこの劇団は初見。

  • 面白かったー。海の家で繰り広げられる家族とそうじゃない人たちとの人間劇。私こういうの好きなんですよね。
  • タイトルが!タイトルの意味がわかるシーンがね!そこだけグロくて、だけどすごいインパクトがあって、そこでぐーんと引き込まれました。こういうフックのかけ方もあるのかー!と。終盤も二転三転、わかってくる事実の明かし方があからさまじゃなくて好みだったし。あの世から死人の幽霊が現れる、って展開はあまり好きじゃないんですが、フリもされてたのでわりと納得。
  • 役者さんも手馴れた人が多くて、セリフも聞き取りやすかったです。今回メインだった中年齢の人たちが安定してるし(護、やっちゃん、おまわりさん)、おじいちゃん演技のうまいひと、コミックリリーフ、若年層も可愛い子がいて、バランスがいいです。息子剛役の子、美青年だったw
  • ラスト、衝撃→笑い→泣きへの流れがすばらしくてとうとう落涙。あれはクる。うまい!