失恋ショコラティエ 2巻/水城せとな

1巻感想→ http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20090402#1238683714
相変わらず既存の恋愛漫画と違う路線を突っ走ってます。ライバルチョコ店の六道さん登場(オネエ)、薫子さんも爽太が気になり始め、オリヴィエはまつりちゃんに。サエコさんに友達を紹介したいと言われ注意したらサエコさんが店に来なくなって一ヶ月。爽太は次なる悪い男へのステップのために六道パーティで知り合ったモデルとセフレに。あーらー。六道さん絡みの葛藤で、「若いうちはライバルは自分です、なんて言ってずに他人に噛みついてかなきゃだめだ」とかいうのは凄く良くわかったんだけど。後半はやっぱり爽太が「悪い男」へ進む行動に。好きな人ができても振られたり相手が自分を好きになってくれなかったりしたら「ジ・エンド」なはずで、普通の人はそこで諦める。だけどどーしてもどーしてもどーーーしても諦められず、きれいごとじゃなくててにいれたい!!と思っちゃったら、どうなるのか。そういう漫画なのかなー。オリヴィエがまつりに言った、「この世の中にはいっぱい人がいるから、好きな人を取り合いになるのは仕方ないんだよ」ってのが印象的。この漫画、どこに向かってるのか気になるー。どうなるつもりなんだー! そしてせとなさんのあとがきも真実すぎてぐさっとくるよw なんだかんだ言いつつ、面白い漫画です。やっぱり登場人物を応援したくはなんないけどw