ラブリーベイベー

ストーリー 2010年。大きな「星屑の木」の下で。僕たちは、恋の魔法にかかっていたのかもしれない。
あの娘の右手。ずっとつないでいたかった。
あいつの笑顔。太陽よりもまぶしかった。
あれから1年。今も変わらず、君が好き───

作・演出:河西裕介(国分寺大人倶楽部)
キャスト:三宅健小島聖松本まりか井端珠里吉本菜穂子、後藤剛範、加藤岳史、大竹沙絵子、岩瀬亮、伊達暁菅原永二

グローブ座での三宅くんの舞台。恋愛劇で題材は同性愛…と言いたいとこだけど違いますた。以下ネタバレ。



死んでしまった恋人マナト(男)への未練で、日記のような小説を書き続けるレンジ(三宅くん)。小説の中でマナトは女性(小島聖)に性転換し、二人は結婚し子どももできる……。時間軸を行き来して語られる男マナトと女マナトとのそれぞれの日々、実は片方は小説の中の架空の出来事というのが中盤で明かされ、レンジが自分で自分の心を慰めてる一人遊びなわけですよ、かなしいね。でも原因は男同士なことじゃなくて相手の病気なので、なんで小説の中で女に性転換してる必要があったのかいまいち繋がらない。男女の差てゆったら結婚できない子どもができないってことだからなのか?やたら結婚連呼してたし。それでも、一人の男が過去の恋人を振り切るまでに自分と対話して葛藤する話だ、ってのは一本流れができてたと思う。
他に、もう一つの男同士のカップル(最後がちんちょんぱでハア?となったw)、女同士の三角関係(はるか役の子かわゆかた!えっと、井端珠里ちゃん。客はキョウコに感情移入するようにつくられてるでしょw)もあります。女子カプルの洋服がかわゆかた。三宅くんはいちおキスシーンと、男マナトとベッドインする半裸シーンがあったよ!きれいに筋肉ついてて美しかった。ただやっぱり声がね。そのぶん恋人を思って子供みたいに泣いちゃうシーンはいたいけで良かったんだけれども…。
BGMがブランキーでかっこよかったな。あと笑える箇所がわりとあったのも気が楽になってよかった。