HOME/木原音瀬

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書き下ろし付き新装版。書き下ろしは、直己が講師をしている大学の生徒から見た二人の関係。あとがきにも書かれてたけど、整形による「好き」のすれ違いをはっきり駄目押しした感じ。結局さ、篤は直己の育て方を間違ってた・足りなかった、って話なんだよね…動機が動機で不純だから、その罪ゆえの罰が巡り巡って自分に返ってきてるという。それにしても、幸せとも言い切れないし不幸とも違うスレスレの塩梅がすごい。

木原音瀬作品感想リンク→ http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20080618#1213796208