SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁


シリーズ3の終わり方がなんとも悲しくて、その続きなのかな?と思いながらほぼ情報なしで観に行った。入りはヴィクトリア時代のシャーロック&ワトソンの話で、パラレル世界軸なのかな?続きじゃないっぽいな?と思ってたら、現代の2人に戻り、時間軸的には一応続きなんだけどほんとちょっとした幕間のサービス小話って感じ。クスリによる幻覚描写やシャーロックの精神世界での葛藤、でそういう流れがそんなに刺さらなかったので肩すかしかな…。事件解決のアイデアや展開でハッとさせてほしいなってのがある。すごく、シャーロックの人間性や葛藤に寄ってしまってる感がある(まあそうならざるをえないんだろうけど)
滝のシーンはなんだこれはどーじんしで100回かかれてそう、と思う気持ちと、このシーンが見れただけで報われたな、という気持ちがせめぎ合い、複雑だった(笑)まあ萌えたんですけどねwほんと、シャーロックがどれだけワトソンを頼ってて自分を助けてくれる相手だと思ってるかがド直球に出てて照れたよね。
シャーロックが天才ゆえの苦悩と、案外普通の人ゆえの苦悩と、そのあいだを行ったりきたりしていてとても人間臭い。シリーズの最後で感じたやるせなさを引き継いでいた。(本国では映画ではなくTVスペシャル版だったみたい。どーりで映画っぽい派手さがないと思ったw)