シン・ゴジラ
- めっ……ちゃ面白かった……。正直予告映像だとそんな面白そうじゃなく見えたし、半信半疑だったんだけど圧倒的に楽しかった…ニヤニヤしちゃった…。無人在来線爆弾とビルのやつ好き……。
- あとかじたくんちょこちょこ出てくるのやめてほしいwいちいちウッてなるww声優ゲーム界隈という狭い範囲にだけコミットしてきてなんなのwww
- 基本、使徒イコールごじら、で、そりゃお手のもんだよなあって(ただ源泉はゴジラの方が先なんだろうけど)。エヴァから華やかロボット要素抜いて、政治家成分足して現実に持ってきた感じ。出てから見た街の風景の中に、ここにごじらいたらまじすげえな…と思いながら帰った……。ドカーンバーンで派手な爆発で終わらないのも日本的で良かった。
- 作戦の主要部分のシュールさすごかったw 要はエヴァでも見たヤシマ作戦だけど、実写で見たらんなアホな…ってなったけど得てして現実はそんなもんかもしれない…はあ面白かった…
- もちろん、なんか釈然としないとこもあるんだよ。ごじらは何しに陸にあがってきたのか?とか。教授がごじらをけしかけたのか?とか。たぶん私の読解力の問題だと思うんだけど。まああんな巨大未知生物が急にやってきたら全部わかるわけないよなーとも思うので勢いでのりきった
- 最初の怪獣、わたしあれ、ごじらの尖兵というかああ仲間がいる系のごじらかーと思ったからその後のあれにびっくりした。どうりでごじらきもいと言われているわけだ・・・
- あのビル群で実際に働いてる人は全員観に行くといいんじゃないか?wひゃっほーう!てなると思う。
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放置しすぎやばい。
芸能人はなぜ干されるのか? 芸能界独占禁止法違反 /星野陽平
SMAP事件を受けて、薄々知ってはいるけど芸能界っていったいどうなってるわけ?知っておかなければ と思ったので手に取った。浅く広くではあるけれど、芸能界での干されが起こるメカニズムを実例をあげて記してある本。バーニングやジャニーズ(は少しだけど)にも言及あり。テレビが生まれた時代から、どのようにして芸能プロダクションが業界を仕切っているのか、設立・来歴等くわしく書かれていて盛りだくさん。お金を生み出す・継続して設ける仕組みと苦心が巧妙ですごくて、一見きらびやかなあの世界の裏の顔を学んだ…。
- プロローグ 北野誠事件
- 1章 干された芸能人
独占禁止法、芸能界ルール、実例
鈴木あみ、セインカミュ、水野美紀、眞鍋かおり、小林幸子、水嶋ヒロ、沢尻エリカ
- 2章 「芸能プロダクション」とは何か?
ナベプロ歴史、契約について、逆のパターン泉ピン子、音事協(映画界の五社協定の芸能プロダクション版)、週刊誌VS音事協、バーター(ドラマ主題歌)、弱小事務所と大手事務所(とんねるず)、AKB、レコ大
- 3章 抵抗の歴史
戦前の映画界〜1971年大映倒産、五社協定自然消滅まで、山本富士子、田宮二郎、石原裕次郎
- 4章 「ナベプロ帝国」の落日
ナベプロVS日本テレビ(スター誕生)、アグネス・チャン、森進一、小柳ルミ子、松本恵
- 5章 ジャニー喜多川の少年所有欲求
じゃにーさん、WaT、必殺仕事人、初期の少年愛疑惑、北公次、郷ひろみ、田原俊彦、木村拓哉
- 6章 「免許のないテレビ局」吉本興業
- 7章 バーニングプロダクションと暴力
バーニング周防、ビーイング長戸、エイベックス松浦(小室、GLAY)、暴力団(鶴田浩二事件)、フォーライフ
- 8章 韓国、ハリウッド、声優業界
韓国芸能界(東方神起、KARA)、アメリカ芸能界(エージェンシー制度、演劇界とハリウッドの労働組合)、声優界の日俳連(ランク制、太平洋テレビ、排協)
- 9章 芸能と差別
芸能への差別視(河原乞食)、三國連太郎
「バーター」とは、メディアとの取引という意味だが、芸能界では別に「抱き合わせ出演」の意味でも使われる。「取引」という意味のバーターは英語で「物々交換」を意味する「barter」のことだが、「抱き合わせ出演」という意味のバーターは「束」をひっくり返した「バーター」である。
P103より
なぜ、芸能人は干されるのか?
それは、芸能界の中枢で芸能プロダクション間でタレントの引き抜きの禁止を申し合わせる協定があり、タレントの独立についても一致団結して潰す業界の結束力があるからだ。
P250より
日俳連に加入している声優には「ランク制」と呼ばれる独自の出演料のルールがある。たとえばアニメーションの場合、基本出演料ランクの下限は30分番組で1万5000円となっている。それが放送されると、ランクの80%が加算される。60分番組なら1.5倍、90分番組なら1.9倍の割増になり、再放送やビデオなど二次使用される場合は、その都度、既定の転用料が支払われる。ランクは声優の判断により1000円刻みで上下させることができる。経験の少ない新人には別に新人登録制度が設けられ、ランクの枠外の安い出演料で仕事をすることができる。
P270より
劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎《黒》BLACK「乱鶯(みだれうぐいす)」
@新橋演舞場。みずほさんと。
さすが筋が通ってて面白かった! 時代的に脇役に厳しい世界で悲しかった……それも含めて引き込まれて見れた。演出もかっこいいところとちょっと外してるとこがあったなあ。
リバーズエンド/木原音瀬
漫画キャッスルマンゴーの、十亀の過去編と、恋人になった二人のその後? だけどほとんど映画撮影のあれこれが占めてる(笑)面白かったからいいけどねw 十亀の過去がきつかったので、最後、万に頭を預けてるシーンではぐっときた。やつぱりうまいなあ。
十亀はいつか、自分に起こったこと、その気持ちを万か誰かにちゃんと言うことができるだろうか……って考えたけど、多分説明なんてしようがないし、どんな言葉にもできないこと、伝わらないことってあるし、私にもあるし、そういうもんだとわかってはいてもいつか、話してくれるといいなあと思った。
タケヤブヤケタ/草間さかえ
平成の子孫から大正のひーひーじいさん時代に遡る火消し家系?の話。火消しで話が統一されてるから面白く読めた。こういう草間さんもよいなあ。