白夜行/東野圭吾 ★★★★(ドラマ込)
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/05/25
- メディア: 文庫
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ぶ、ぶ厚かった…模倣犯並み。原作では、雪穂と亮司の接点は直接的には描かれません。二人の内面も出てこない。ただ彼らに関わった周りの人物が見たこと推理したことが連なって色んな事件の真相が語られる。原作を読んでドラマを見ると、とーってもドラマがよく出来ていることにびっくりする。初めは安易に純愛もんに改竄されるのかーケッと思っていたけど、もう、このドラマ化は「萌え」の世界ですねえ。原作読んで、萌えちゃったひとがいたんだよきっと。雪穂と亮司が本当はどんなふうに心を通わせて共生してたのか、描かれている事象を通して語られないその裏のやりとりを想像・妄想してつくっちゃう、二次創作でよくやられてること。私は東野ファンじゃないので初めに本から読んでたらダレてたかも…。とはいえ、ドラマでまだ進んでないメモリックス以降はわくわくして読み進められた。ドラマもラストまで見ようと思います。
それにしても、本屋の東野コーナーにこんなPOPが。
「やったぜ 直木賞」と書かれている……東野氏はそんなこと言いそうにない感じ(勝手な想像)なのでぶはっと吹き出しそうになった。あとどうでもいいけど東野さんのお顔は濃くって夢に出てきそう。
あと、表参道ヒルズに行った。物見遊山。意外とせまい。ブランドに興味なっしんぐなので30分もたなかった気が…。少し歩いてCafe Maduでお茶。いい雰囲気と古さ。
http://www.hakka-group.co.jp/index.php?Cafe%20Madu%20Aoyama