バナナフィッシュ/吉田秋生
Banana fish another story (小学館文庫)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/11/01
- メディア: 文庫
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ブランカから英二を守るために投降 〜 助けに来た英二やシンとともに地下へ 〜 VS傭兵のゲリラ戦 〜 仲間の裏切りで負傷 〜 国立医療センターで最後の対決。
すっげえ面白かった!ずっとハラハラし通しで、展開も早いし、アッシュのリーダーシップと頭の良さとド根性を堪能。ほんとすごいよねアッシュは…かっこよすぎるよ。ハア。8巻で「(英二がいて)もうこれ以上ないくらいオレは幸福でたまらないんだ」と静かな顔で言ってみたり、10巻で「オレの魂をかけて逆らってやる!!」と宣言してみたり。どの面にもズキューンとやられる。後ろでアッシュの精神を支える英二もたいしたもんです。最後の最後まできっちり走りきって、あのラストもすんごく好き。かなしいけど、かなしくない。きっとアッシュはしあわせになれたと思う。あのラブレターのなんと真摯で心揺さぶることか。いい物語だった。傑作!
おかしいだろう?
君のほうがぼくよりずっと頭もいいし 体も大きく力も強い
それなのにぼくは ”君を守らなければ” と ずっと思っていたぼくは何から君を守りたかったんだろう?