願い叶えたまえ１〜３/西田東

願い叶えたまえ (1) (花音コミックス)

願い叶えたまえ (2) (花音コミックス)

願い叶えたまえ (3) (花音コミックス)

ゲイの三流ピアニスト×ヤクザ。ちゃんと説明はなされない、空白だらけのめちゃくちゃな深見の行動がキリキリと胸を突いてくる。あ、ちなみに全巻表紙のこっちを睨んでる目つきの悪い兄さんが受です。背中に刺青びっちりです。つまりはじめのバーで祐介を見かけたときから祐介のピアノが好きで、祐介が好きだったってことでいいのかな。でもトラウマもあって壊れてるから、自分が男を求めてると認めたくないから、あんなに葛藤したんだと。祐介がアル中の深見のドラッグを全部飲み込んじゃったとこで何かで前にも見たな？と思ったら「愛と死をみつめて」のドラマだった。この本でもやっぱり攻の妙な明るさと、まじめなふざけっぷり（フラワーの仮面ってなんだよあれ！笑）に救われた思い。あとがき漫画は相変わらずおもしろい（特に１巻）