高校野球

今年はおお振りにはまったこともありチラチラと見ました。佐賀北優勝、さすがに 佐賀新聞の記事 が詳しいね。いくつか抜粋。

9回表2死、佐賀北の久保貴大が投じた外角スライダー。ウイニングボールとなったその球をがっちりつかんだ。主将としてチームをまとめ上げた捕手の市丸大介は、本塁上でガッツポーズをつくり、マウンドの歓喜の輪に加わった。
追い込まれた状況での冷静さは特別のものがあった。この日も2回のスクイズを読み切って外した。「やってくることが分かりましたから」。平然といってのけた。
今大会、左の技巧派馬場将史と右の本格派久保というタイプの違う投手の持ち味を引き出す巧みなリードも光った。「2人とも制球が安定していて、組み立てやすかった」。捕手出身の吉冨壽泰部長と相手打線を綿密に分析した配球は、狙い球を絞らせることなく凡打の山を築いた。
:決勝 佐賀北5−4広陵(07年8月22日)主将市丸「優勝旗、本当に本当に重かった」

小学校時代、休みの日は朝7時から夕方まで黙々と壁投げをするほど野球が好きだった。高校野球中継を見て、甲子園で活躍する選手にあこがれた。そんな野球少年が、夢の舞台のお立ち台に立った。そして言った。「ここまで来たら頂点を狙います」。決してうわついた言葉ではない。しっかり正面をみつめ、自信に満ちた口調で言い切った。
:準々決勝 佐賀北4−3帝京(07年8月19日)井手、野球人生初のサヨナラ打で決着

反撃ののろしを上げる「1点」をもたらしたのは、いぶし銀の活躍でチームの躍進を支えてきた2番打者だった。0―4の8回裏1死満塁。打席に入った佐賀北の井手和馬に、ベンチのサインは「初球からでも振っていけ」。だが、マウンドに立つ広陵・野村を冷静に観察していた。「完全にのまれてるぞ」
カウント1―3。野村が投じた5球目は、序盤から打線が手を焼いてきたスライダー。「今度は冷静に見極めることができた」。押し出しの四球。続く副島浩史の逆転満塁弾につなげた。
準決勝までチーム最多の7つの送りバントをマーク。つなぎ役として、チームの攻撃を支えた。準々決勝の帝京戦では延長13回の激闘に終止符を打つサヨナラ打を放ち、勝負強さも光った。「小柄だから、通用しないといわれた時期もあったけど、甲子園で見返すことができました」。163センチ、55キロの背番号6は誰にも負けない大きな「存在感」があった。
:決勝 佐賀北5−4広陵(07年8月22日)井手、いぶし銀のつなぎ役

こんなのも出てるー。アマゾンのコメ欄ではあんま評判よくないけどもwそしてアマゾンがなぜかはまぞうで出ないけど…→これ
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