何度…あの背中を見たかな… 何度… あんな背中をさせたかな… (「シュウリン」門地かおり)
早くこいこい 人さらい どこか遠くへ連れていって… (「帰って来たひとさらい」野火ノビタ)
…本当に大事な人のことを考えるとね、自分のことなんかどうでもよくなっちゃうんだよ (「ブレックファスト」水城せとな)
読みやすかったのは野火さん(受攻逆転ぽいのが面白い)なんだけど、あとから思い出すのは水城さんのやつ。ラストがぴたっときまって、タイトルともリンクしてていい短編。門地さんのはもっと長く描くべき話だよね…。