WALL・E/ウォーリー ★★★☆


いやーうまいこと出来てました。やっぱすごいですねディズニーは。なんせ、主役の2人(ウォーリーとイヴ)にセリフというセリフがないのがいい。「ヴぉぉりぃぃ」「いーぅぶ」とかだけですから。なのに動きとか表情でちゃんとお話しがわかるようになってるの(まあ動きの表現はすんごいベタなんですけどね)。丁々発止のセリフの応酬劇も好きだけどたまにはこういうのもいい。うるさくないし。逆に、セリフでちゃんと説明してくんないとわかんない・そっちのがお好みなひとには厳しいかもしんない。ヒロイン(だよね…?)イヴが乱暴者でおこりんぼっぽいのも新しかったです。ウォーリーは「ぼくちんとにかく手をつなぎたいのーv」と中二ぐらいな感じでw 舞台になってる船の人間たちやロボットたちが変にキリキリしてなくてのほほんとしてるのも和みました。地球人も一回腑抜けになってのほほんと楽観的になるのもいいかもねーと思うくらい。映像では、ウォーリーが宇宙に飛び出しちゃうとこがよかったなー、ロボットって設定も生きてるしね。人間は不便だよね、空気とか水がないと生きてけないんだから簡単に宇宙にも出れやしない。最後ではちょっとうるっときたしお話しのつくりは万全です。惜しいのは「オート」の思惑ぐらいかなー。エンディングロールのドット絵も楽しかったっす。これ、日本語吹替えで見たらダイナシじゃないのかな?どうなんだろ?次はレッドクリフを見るぞーこっちはあえて吹替で見ようかな!(情報ありがとYちゃん!)