恋の話がしたい/ヤマシタトモコ

表題作は雑誌掲載分を読んでた(http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20081028#1225162491)けどまとめて読んでもやっぱ可愛くて好きですこの二人。年下で前向き&意外と男らしい攻・真川 × 今まで好きな人と付き合ったことのない臆病ネガ気味のゲイ・美成。単行本描き下しで、美成をゲイに気づかせて色々仕込んだ元同級生の邑崎がマジに美成を好きだったらしい短編が追加されてて、超せつなかった…!恋の話をしたいと願った相手に、すべて通じるとは限らないんだもんね。うう。
あとは、リーマンカタログで読んだ(http://d.hatena.ne.jp/noraneko244/20081006#1223292918)可愛い顔したガチゲイデザイナーVS表は爽やか営業マン・裏はどMで乳首ピアスな二人の「スパンク・スワンク!」がやっぱ面白かったです。なんという口喧嘩。続き読みたい。
で、今回は私の好きな作品解説のページがないぃぃ…!?と思ったらカバー裏にありました。よかったあ。昔の彼氏との別れを受け入れられず思い続ける叔父さんの思いを姪っこ目線で描いた「Re:hello」がせつなくてよいなーと思ってたのに、作品解説でその相手とは「単なる友人だった」と明かされてて、ぐぁらっと印象が変わりました。叔父さんめめしすぎだろ!w あと、鉛筆書きのネームが、出来上がった漫画のセリフとけっこう違ってるんですよね。いっぱい考えてその中から一番いい展開や会話を選んでるんだーとわかって感動です。ヤマシタさんの編集さんに対するツッコミが毒舌で面白いのはいつものこと。

CD化もされてます。

美成有一:羽多野渉、真川直広:鈴村健一、邑埼:川島得愛
http://www.momogre.com/inter/bjca-0117.html

収録でのヤマシタさんの鋭くも正しい演技補正指示っぷりに笑いました。「皆様かっこよすぎ」「(美成は)もっと不真面目にお願いします」「もっとチャラく!邑埼は嫌なやつです!」、バシーッとしてて面白すぎる。