ヨーロッパ企画「サーフィンUSB」@本多劇場


サーフボードの形がUSBに似ている、というところから着想したらしい「波」をテーマにしたお話。サーフィンということで役者さんが水着で、水濡れシーンも多くて、それだけでもうちょっと面白いよね。出だしのツカミが超うまくいってたもの。夏っぽくてよいです!お話も、ドタバタコメディの中に生体験とデータ化の対比で考えさせられる。とても見やすかった。そのぶん突出したキャラとか主役とかがいなくて、マイルドだった気もします。私的には西村さんの人魚がお気に入り!
上演後のトークショーも今回は明るくて面白かったなあ。この劇団さんは全員でミーティング稽古を重ねながらその中で役とかストーリーとかを組み替えていくという変わった芝居の作り方をしてるんだけど、今回は特に二転三転したらしく、その制作過程が見てみたいなーと一層思ったよ。