僕と妻の1778の物語 @六本木TOHOシネマズ

ファミクラで完成披露試写会当選したので行って参りました。登壇は剛と、竹内結子ちゃんと、星監督。監督、緊張しいなのかな?wすごい力入った喋り方だったよ。剛はあわあわしつつも、しゅっとしたいい顔で、訥々とせつめいしてました。始まる前にファミクラの人がいつものように声援はいっぱい送って下さいねーって言ってたけど、映画の内容が内容だけにみんな泣いてしんみりしちゃってて、いつもよりキャー!は少なかった気がする。いやあれ観たあとですぐにキャー!↑とは上がれないよう。

映画、よかったです。結子ちゃんめちゃ可愛く撮られてるし、剛もいいとこがいっぱい引き出されてて、さすが僕道シリーズ!可愛い夫婦っぷりに笑いも起こってました。
ここのところの剛のお仕事、K2もJAもこの映画も(そしておそらく任ヘルSPも。できれば冬サクもであってほしいw)どれもクオリティが高くて、なんだか剛のポテンシャルをまざまざと見せつけられてる気がします。ほんとうに、すごい役者さんになったんだなあ。


以下ネタバレなので一応畳む。


「あなた、恋愛ものはやめたほうがいいね」ってシーンでめちゃ笑いました。すぱっとした言い方がきもちいい!夫婦二人が笑い転げてるシーンが一番好きで、一番じーんときたなあ。普通、あのあらすじ聞いただけでもうどんな映画か、だいたいわかるじゃないですか。で、私はわりとこういうストレートな闘病ものってケッと思って観に行かないタイプなんですよ。でも剛がやることによって、夢見がちであんまり役に立たなさそうな夫が愛おしく思えてきて。小話の内容とも相まってメルヘン寄りだし、きれいごとだし、一歩間違うと全部が嘘くさく思えちゃうと思うんだけど、そこをカバーして誠実さを押し出してくるのが剛のキャラクターのすごいところ。力の抜けた演技でしたしよかったです。最後の一話を書くとこの演出が好き。ぐっときたー。「パラレルワールド」って書いたのだけはわかりました。あとは涙を堪えるのに必死だったので不明!
逆にバッと引いた箇所もあったんですけどね(病院内で人々がサクの執筆を見守る描写はちょっとやりすぎと思った)。公開されたらまた観に行きたいです。