三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(3D吹替版)



吹替え情報 http://www.fukikaeru.com/deta_201110_05.html
ダルタニアン(ローガン・ラーマン溝端淳平
ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ檀れい
アトス(マシュー・マクファディン東地宏樹
アラミス(ルーク・エヴァンス津田健次郎
ポルトス(レイ・スティーヴンソン立木文彦

バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム中村悠一
リシュリュー枢機卿クリストフ・ヴァルツ小川真司
ルイ十三世(フレディ・フォックス) 木村良平
アンヌ王妃(ジュノー・テンプル伊瀬茉莉也
コンスタンス(ガブリエラ・ワイルド遠藤綾
ロシュフォールマッツ・ミケルセン西凜太朗
プランシェ(ジェームズ・コーデン) 高戸靖広

中村さんの映画吹替え第二弾!行ってきました。今度は敵役のオーランド・ブルームだよー、おおお!オーランドブルームはだいたい平川さんが吹替えることが多いんだけど、まさかの抜擢。他のキャストもけっこうアニメーション声優寄りだからそのへんで色々あったんかね?

映画自体、わかりやすくて、かっこよくて、面白かったです。あんまりあの有名な「一人はみんなのために・みんなは一人のために」っぽいストーリーじゃなかったのが残念だけど。ダルタニアンが無鉄砲な田舎の子なんだけど、そのための理由づけが送り出してくれるお父さんの言葉でちゃんと裏付けされていて(あのお父さんの言葉かっこいいなあ!!「トラブルにどんどん巻き込まれろ。騒動も、女も、色々ヤッて人生を謳歌しろ、ってかんじのやつ)不自然さがなかった。三銃士と仲間になるとこの戦闘でも迷いがなくてよかったし! 三銃士はそれぞれ、いじわる・身軽・怪力みたいなキャラ付でどのおじさんも魅力的でほんわか。ミラ・ジョヴォヴィッチも相変わらずカッコイイ可愛い。王妃の首飾りを盗み出すとこの衣装とおみ足にホエー^q^となってしまった。あとあと、侍女のコンスタンスの女優さんがほんと美人で、あれなら惚れるわーと説得力。バッキンガムが完全噛ませ犬状態で、そこへの作戦攻撃はわりとあっさりだったんだけど、そのあとの飛行船同士の戦闘はわくわくした!「名誉は寒い夜に包んで暖めてはくれない。女を選べ。国なんかほっとけ」みたいなセリフも良かったwたのしい!!

声優について。溝端くんは若い声ではまっていたし、壇さんもうまくて全然気付かなかった。アトスとアラミスはさすがのいい声。なかむら公爵は、悪役だけど、年齢を考慮してか中ボス対抗の位置だからか、高めの声(ただしいやらしさはたっぷり)。後半は少し低まってかっこいかった。木村くんと伊瀬さんのルイ夫婦コンビがいい味出してたなー。ルイもあほなんだけど憎めない感が。最後のウィンクで、あれ?ルイさん実は全部知ってておばかのフリをしてるだけなの?とちらっと思ったけどそれにしては前半がなあ。

続編つくれるっぽい終わりだったから(ラストがなかむら侯爵のセリフだったよ!)、続きできたらまた観に行きたい。別に3Dでなくてもいいんだけど…3Dで字幕だとたぶんすげえ観にくい?だろうから、吹替で観るのにはいいかも。