るろうに剣心

映画

　


http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html

観てきました！私は原作漫画はそれなりに好きで読んでたほう。左之剣。映画、がんばってた！佐藤健くんの剣心は、たぶんベストチョイス。顔の形とか顎の形とか一見やさしそうなとことか。髪型も合っていた。映画は、薫とか弥彦・左之助・恵と出会って、敵は観柳と刃衛。斎藤一もわりと出番ある。といううまくまとめた感じ。以下ネタバレ感想。


  • 良かったところ
    • なんと言っても剣心の速さを見せるためのアクション。そりゃ軽くは見えてしまうけれど、かっこいい！！強い！！と思えたのでよかった。戦いのシーンは、昔の終戦時・道場・観柳邸・刃衛との対決。観柳邸戦闘はちょっとちゃちく見えちゃったので、道場の方が好みかも。
    • 冒頭の、昔のどろんこ戦場が、ちゃんと凄惨で暗い雰囲気が出てたのもよかった。私はあそこで「お、これはいけるかも」と思った。剣心が接近戦の戦い方で、相手の膝に膝を入れて肉体全部を使って斬ってる感じにぐっときた。
    • 綾野剛くんの演じた外印（観柳の部下、仮面）のキャラの立ち具合ｗ　恵にちょっと情をかけたところや、仮面を取ったら金髪だった、ってのもはっとしたし、剣心との戦い方も奇妙な動きと声でいい具合に作り込みされていた。関係ないけど、前からだけど綾野剛の顔立ちが好みで気になる…。
    • 武井咲ちゃんは顔がぷくぷくなんだけど、襲われたあとの泥がついてるとこでの美しさとか、ときどきはっとするシーンがあった。あ！神谷道場の美術がきれいで、ここは居心地がいい場所なんだな、というのが伝わってきた。
  • 悪いところ
    • 最後の最後でダメダメだったのが、殺さずの剣心が刃衛にトドメを刺しちゃうのか踏みとどまるのか、っていう大事なシーンで、自力で呪縛を解いた薫が剣心を止めるシーン。剣心がはっとして我に返るのがはやすぎて、薫がそのあと切々と延々と説得の言葉を吐くのが冗長に思えてしまった。もう少し剣心側にタメがあればなあ…まあでも剣心はなかなか心をそっち側にもってかれにくいキャラとして描きたかったんだろうししかたないのかな…。
    • 時間の都合により左之の動機がぜんぜん見えないｗしかし須藤元気とのどつきあい＆最中の和みあいは、ただの喧嘩好き同士って感じで笑ってしまった。
    • 扉の前で、そのタイミングだと、ガトリングの弾確実に食らいましたよね？！ｗ
    • 斎藤のキャラが江口効果で熱すぎるｗｗ牙突がｗｗ
    • 弥彦の着物きちゃなすぎｗｗ（いやびんぼーだからあれでいいんだとは思いますが）
    • ＥＤがいきなり英語の歌詞で始まる歌なのはちょっと違和感（どうでもいいけど、にゅーすからONE OK ROCKいってよかったよね！）


とかなんとか言いつつ、なんだかんだで私はしっかり楽しめました！