3月のライオン 1・2巻/羽海野チカ

 

実は読んでなかったライオン。だっていずれ絶対アニメ化なるもの…。読もうと思ったのは、この8巻の宣伝になんと、よしもとばなな(文)×中村悠一(朗読)、西尾維新(文)×杉田智和(朗読)という私得なキャスティングが組まれていたから。偶然にしてもすごすぎる…。


で、同じ文系スポーツ漫画としてどうしてもちはやふると比べてしまうのだけど。将棋のルールの説明がないままにしばらく進んでてエー?と思ってたら、2巻で説明がきた。よかった。零の重めの家庭の事情は気になるし、二階堂がかわいすぎるし。いいキャラ。将棋、勝負、の熱さという意味ではちはやふるの方がうまいかも。でもたぶんライオンは将棋の勝負じゃなくて人間ドラマを描きたいんだろうな。2巻の最後の慟哭はちょっと唐突に感じた。お姉ちゃんの怖さっぷりが今までのうみのさんにない感じかも。アニメ化を待ちます。