10/31 声優秋の特別講義in明大祭

駿台企画研究会 @明治大学和泉校舎 第2校舎8番教室(504席)
http://sps126meidaisai.zouri.jp/

同日16時、同じ明治大学内の別校舎で開演。今度は福山潤さんと。司会は金野潤さん(00のジョシュア、ラインバレルの道明寺、マクFの携帯くん)。基本質問に答える、というオーソドックスな形だったので既出な話が多かったかな。でも昔のこととか考え方とか真面目にいろいろ聞けて興味深かった。色分けは ●中村●じゅんじゅん



マイクの調子が悪くてしょっぱなからぐだぐだw苦労してますた。まずは司会の金野さん主導の質問コーナー。

  • 初対面の印象は覚えてますか?→ じゅんじゅんは会うまえから名前はほうぼうから聞いてて知ってたらしい(鈴村さんのゆうきゃん呼びとか杉田くんとか)。初めて会ったのはたぶん単発のドラマCD、番組ではES(?エス)。ゆうきゃんは当時、受けるオーディションの役が福山さんとカブることが多かったみたいで。「昔はもっときれいな声をしてたんでね。あまりに一緒になるから、こいつなんとかしないとな…って思って」「鎖骨を折らないとって?(笑)」「どうにもならないんで頑張ろうって思いましたけど!」。方向転換して正解だと思う。剛が昔慎吾と路線かぶってて模索してきたのと似たような話だなーっと思ったですよスマヲタは。
  • 大学生やってたら…「合コンうらやましいよね」「僕も合コンには興味がある(にやり)」。声優界で合コンやろうものならあっというまに噂になって、いろんなところから怒られるらしいw サークルってか部活の話で、ゆうきゃんは高校のとき少林寺空手部、その前は吹奏楽部でユーフォニウム、て話をしてた。「ゆーふぉにうむ?」「チューバの息子みたいな…。軽い女性くらいの大きさの。それを抱いて、奏でてやるんですよ(どや)」「いい音鳴ってた?」「鳴らなかったw俺のテクが甘くて」とノって言ってしまってから自分で恥ずかしくなったのか「…さいあくだよ」と落ち込んでた。なんという墓穴。あとは後半で中学で卓球部にも入ったけど、身長的に向かないって言われてやめたって話も。
  • 教授になれるとしたら何を教える?→ 思い浮かばず迷うゆうきゃんにどちらかの潤さんから「プラモとかは?」という提案が。「プラモ教授?負け組の匂いがする…」と顔をしかめるゆうきゃん「なんで?かっこいいじゃん、プラモの作り方とか…」やだ!!ヤローしかいねえじゃん!いやだ!と拗ね拗ねモードで大声で主張してましたよw言い方がくそかわいい! で、すごーい熟考の上(疲れて頭回ってない?笑 まあ無茶ブリ質問だとは思います)「…ビックリマン。昔のビックリマンの思い出を話すめんどくさい教授になります!」とか言ってた。


会場で取られたアンケートをいじるコーナー。
アンケの設問なんだったかなー。「二人に聞きたいことは?」「どんな役をやってほしいですか?」「二人が闘ったらどっちが勝つと思いますか?」「二人を恋人・旦那・友達・兄弟・その他に当てはめるとしたら?」あたり。

  • すごい気になったらしくてじゅんじゅんから質問がw「中村のイメージが鎖骨を折る、ってやたら書かれてるんだけどなんで?なんでそういうパブリックイメージなの?」「僕知りませんよ?なんでですか?」 客席から「杉田さん!」「杉田さんが…」の声多数。ゆうきゃん「あいつのは折りますよ」ってずばっとw「それでいいでしょ。それで終わらそう」って、終わらせちゃらめえw
  • やってほしい役、でじゅんじゅんは腹黒・どS系が挙がってて。最近はどえむな役が多くて、どえむ臭がすると言われるらしいじゅんじゅん。「おかしいなあ、我慢してるだけなんだけどね?」「がまんしてたら違いますもんね。どえむは悦ばないといけないし」とかいう流れで、ゆうきゃんああん!って」て喘いでた(笑)ナイス喘ぎ。
  • ゆうきゃんには、面倒見がいい・年上・ばかっぽいキャラ。「馬鹿っぽい?今後ですよね?今のイメージじゃないよね…」と引っ掛かって首をひねる中村さん。「でもゆうきゃん頭悪い役ないよね」「まあ、ね。声に頭の良さがのっちゃうのかなあ?」とかにやりとしつつ、実際は馬鹿な役もやってるんだけどみんなに刺さってない・受け入れられてないだけなんじゃ、って話をしてますた。馬鹿キャラの代表としてラインバレルの降矢(確かにw)と、イナズマでの兼ね役あれこれの話をまたしてた。でっかいやつの引き出しそんないっぱいない…と言いながらおでぶ声を披露してたら、金野さんに「中村さんは貫禄ありますよねー」と言われて、「ん?金野さんあがってるのかな?^^」とそれまでの流れを天丼して言い返したとこが面白かった。金野さん「いえ、あがってないですw」。
  • 闘ったらどっちが強いか?→ 回答では口とか精神的にはじゅんじゅん、肉体的には中村、という回答が多かったらしく。「そんなことないよ?中村に口で勝てる気しないもん、中村ほど口の立つ奴いないかも」と言われてたのが意外だった。アンケ、あとは「中村さんの勝ち。理由:スナイパーのようでいらっしゃる」って書かれてたのがあってばくしょう。
  • ゆうきゃんは代アニのときにあだ名で「若」って呼ばれてたらしいwやくざの息子みたいだからだって。思わず「確かに…」って頷いちゃったじゅんじゅんに、「確かにってなんだよ!(`N´#)」てなってたw 「デビューの頃の宣材写真、美少年だったのにね?」「あー…だんだん目尻が垂れてきたんですよねー…」。垂れ目・奥二重・下がり眉、最強だと思います!美少年orじゃに顔の頃より私は今の方が好きだなあ。じゅんじゅんが更に「いい日本刀が刃こぼれしてきたようなもんだよね^^」とフォローしてくれたんだけど、「刃こぼれ?それいい表現じゃないですよね?!完全に悪口言われてる!」とかなっててこの二人の会話も面白いなーって。
  • あてはめるとしたら?のアンケ回答でゆうきゃんが選らんで読んだのが→ じゅんじゅんは「旦那。理由:家に帰ってきてくれそう」、中村「恋人。理由:外で会った方がいいと思う」ってのがあってまた爆笑。「どういうこと?俺と家で会ったら何かされるかも、人目のあるところがいいかも、って思ってるってことでしょ?」と納得いかない様子のゆうきゃんw ナイス回答です。
  • どうして声優を目指したか?→ じゅんじゅんは「好きな子が声優志望だったから」。かっこつけてなくて好感モテる! ゆうきゃんはもうあちこちで喋ってるけど、「映画の吹替をやりたかったから。こういう仕事をすればハリウッドスターになれるんだなって思って。自分自身がハリウッドスターにはなれないから」。吹き替えてる声優さんによって役の表現が違うのが面白かったとも言ってますた。
  • じゅんじゅんが、少年漫画の主人公の少年役とかを多くやらしてもらって、それは成長物語なので、とにかく一生懸命心情を追いながら声を入れるしかできなくて、最近はようやく脇を固める役を演じられるようになってきた、みたいな話をしてた。
  • 私もいつも思うんだけど、声優さんに限らず、アイドル・役者さんでもそうだけど、世の中的には主役をいっぱいやれた方がすごいみたいな風潮があるけど、それはあまりに一元的な観方に過ぎなくて、主役を支える脇役や、物語の重要なファクターになる位置の役柄を演じられるというのもとてもすごいことだと思うの。それは時期によって色々なポジションがあるのだから、アニメの出番が少ないとか主役・本数が少ないとかでいちいち一喜一憂することはないと思う。
  • 二人がリーンの翼で共演したときの話。「帰りに別の後輩と焼肉食べに行こうかって話になって、中村もいたから誘ったら中村が『僕は現在700円しか持ってませんが?』って言ったんだよね。そのとき、こいつは売れる!と思ったね」「あのときお金おろしてなくて、夜遅かったから銀行ももう開いてなくて、でも福山さんがごはん行くって言ってるし俺もおなか減ってるし…出してくれるのかな?って思ったの。で、試しに言ってみたら、お、おう…って」「だって新人なのににこりともしない真顔で、700円しかないんで、それは奢ってくれるってことですかあ?!って。無理だとは言えない感じで!」 金野さん「あーその当時からそういう雰囲気で…」「どういうことだ!金野さん、あがってるのかなあ?」とまた天丼して終わってましたw ゆうきゃんはその当時全然食べれなくて、じゅんじゅんとか鈴村さん・吉野さんに面倒見てもらったから、今はその分を後輩に…って思ったんだけど「後輩稼いでるんですよねー。今の若い子食ってるんですよ」と腑に落ちない様子だったな。私的には声優さんの若年化と地位の向上を感じた。
  • なんだっけ、なぜか犬に吠えられたことがあるか?って話になって、順々にそのエピソードを披露してて。ゆうきゃんも吠えられるときはあるけど、そういう時はじっと目を見て徐々に近づいていくと大人しくなる、ってスナイパーの顔をして言ってました(((・ ・))) 「ほんとは愛でたいんですよ?だっこしたい。けどむりね」とか言っててかわゆかった。だっこしたい、て! 「猫ならだいじょうぶです」と自信のある発言^^
  • ゆうきゃん「最近しごとが楽しくなってきました」って言ってて泣けた。「よかったなあ!」とじゅんじゅんも。「基本的に仕事は楽しいけど、純粋に楽しいと思えるようになるまで年月がかかる。見てる時と実際やってみるとギャップがあって、好きなだけに、目の前にうまい人はいるし、イメージはできてるんだけど自分の体が追いつかなくて。イメージ通りにできるようになるまで十年はかかる」みたいなことを言ってらしたのが印象的だった。ゆうきゃんもすごく頷いてた。実際、何かを表現する作業というのはそうなんだろうなあと思うです。「数年前は、自分がやりたかった、好きなことを仕事にするのはこんなに辛いんだ…って思ってた。好きなことやってお金貰えて楽しいでしょって思われるんですけど、好きなことだからこそ辛いってのがいっぱいあって。制約もあるし。そこをひとつ越えて、そんな中で楽しむというか、自分なりの楽しみ方がわかってきたかなって思う」みたいなことを言われてました。私の記憶が正しければ;;(ちがってたらごめんなさい!)どんな仕事だってさ、大変だよね、ある程度年数を重ねないと見えてこないよね。

会場からの質問を募集。

  • (男性からの質問)女性声優さんとかもいて緊張すると思うんですが、どう頑張ってますか?→ 「僕は男性女性にかかわらず緊張しないので特には…」とバッサリなゆうきゃん「緊張、される側?」「え?緊張される?緊張強いてないですよ?ただ、確実にいま相手が固まってるなーって思う時はありますけど。そんなときはこっちからは何もできないんで」「そりゃ明らかに強者の視点だ!」ってツッコまれてました。「だって男性女性で話す内容もあんま変わんないですしー…おっきい意味で言えばみんなにんげんだな、って」とか言ってて何だこのモテ発言は!と思ったですwでもまあ真理ですよね。それよりも、まったく関係ない場、来てる人の目的がわからない場合に、やっぱり緊張はしないけどちょっと考えたりはするらしい。どうやってバラバラな人たちの興味を引くか、みんなが満足できるトークをするか、それが面白いって。一番わかりやすいのが舞台挨拶だって言ってた。いろんな目的の人が来る、っていう説明で「が●だむ出るんでしょお?」とかって子どもの声真似してて(これがあほっこでw)かわゆいのなんの!


最後はプレゼントコーナーと、ご挨拶。

  • ゆうきゃんも昔、とある大学に潜入して、学内のコンビニでお菓子買って屋外のベンチで食べたりしたことがあるらしい。何してるのw 挨拶するうちに「羨ましいです、今の環境を楽しんでくださいね。大学での友達が一番長い付き合いになったりもするでしょうし…」といい話をしてたのに、「あーなんだろ…まあいいや」と途中で切っちゃうゆうきゃん「B型だからねえ。飽きちゃうと途中でもう話やめちゃうの」とか放り出し具合がすごいw 「カンペが、『そろそろ退場』って出た(笑)書き方雑だな〜!そろそろ締め、とかならわかるけど、ちょっと面白かった」とか言いつつお開きとなりました。