中学生日記「誰にも言えない」

(前編)
野球部の練習試合でミスをした2年部員のパンツを下ろし、ふざけ半分でしごく2年部員たち。それは先輩の指示であった。3年でマネージャーの千晶がそのいじめの場面に遭遇してしまう。部室にはカチャカチャとベルトのバックルが揺れる音が響く。すると奥で着替えていた3年エースの拓人が突然震え出す。千晶が担任の黒川を呼び、騒ぎは収まるが、拓人は立っていられないほど苦しんでいる。主将の龍貴と千晶は拓人の異変に気付き声をかけるが、拓人は「野球部をやめる」と言い出す。拓人と公認カップルの千晶は、拓人が心配で仕方がないが、拓人は千晶を遠ざけるようになる。触れようとした千晶に拓人は「俺に触るな!」と叫び、千晶は一方的に振られてしまう。
実は拓人は、臨時コーチとしてきていた中年の先輩から部室で性暴力を受けていたのだ。「どうして断れなかったんだろう、気持ちよくなってしまったんだろう」と罪悪感に苛まれるようになっていた。
http://www.nhk.or.jp/nikki/weekly/index.html

前編の再放送は7/8、後編は7/10。